オーストラリアのオーガニックワイン「ロズネイ」、日本上陸

ヴィーガンの方も安心して選べるアイテムも多い... 2016.10.11

オーストラリアのオーガニックワイン「ロズネイ」の生産者、サム・ステッサム、シモーネ夫妻が来日。世田谷代沢にある「MANGOSTEEN」で試飲会を行った。

ロズネイは、南東オーストラリアニューサウスウエールズ州カウラ地区にあるワイナリー。今まではオーストラリア国内のみで販売していたが、このたび初めての輸出となる。

目の前に6種のワインが並ぶ。エチケットに描かれた、暖かみのある絵画が印象的だ。
「この絵は、僕の母が手掛けています。ロズネイというワイナリー名も母の旧姓から名付けました」と笑顔で語る2代目オーナーのリチャード氏。

ロズネイのワインは、すべてオーガニック栽培のブドウで造られる。パソコンの画面に畑の写真を写しながら「畑に雑草が生えているがわかりますか? これは除草剤を使ってない証。草は羊たちが食べてくれます。化学肥料や農薬を一切使わず、ブドウの自然な味わいをワインに映し出しているのです」と言う。

ワインを試飲した。
スパークリングワインは『ヴィンテージ・スパークリング 2012年』(シャルドネ90%、セミヨン10%、税別2980円)『スパークリング・ロゼ 2011年』(シラーズ80%、ムールヴェードル20%、税別2980円)の2種。
「フルーティーさを出したいから、瓶内2次発酵ではなくシャルマ方式で造っています。ヴィンテージ・スパークリングは早めに収穫したブドウを使用し、ブドウが持つ天然の酸味と青リンゴのような風味を出しているのが特徴」

スパークリング・ロゼは、細かな泡立ちとともにフローラルな香りが立ち上る。口に含むとイチゴやラズベリーなどベリー類を思わせる果実味が広がり、気分が上がるロゼスパークリングだ。

白ワインの『ブラン 2013年』(シャルドネ60%、セミヨン40%、税別2600円)は、それぞれの品種の個性を際立たせるため、オーク樽を使わずステンレスで発酵。シャルドネが持つリッチでフルーティーなフレーバーとセミヨンからくる酸味が混ざり合う。魚介類の旨味を引き出すバランスのよさで、和食だったらイカやエンガワなどのお寿司と合わせてみたい。

シラーズ40%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%、メルロ20%の3品種からなる赤ワイン『トリプル・ブレンド 2011年』(税別2900円)は、グラスに注いだ途端にバラのような華やかな香りが立ち上り、一瞬にしてその場を包み込む。
「2011年は冷涼な年で、このような華やかでフローラルな香りが引き出せました」とリチャード氏は言う。
丸みのある果実味とベルベットのように滑らかなタンニン、スパイシーなニュアンスがバランスよく口中に広がる。
「シラーズ由来のコショウのニュアンス、カベルネ・ソーヴィニヨンの芳醇でコクのある果実味とタンニン、メルロのスムーズなフィニッシュ。どの要素が目立つわけでもなく、すべてがバランスよくまとまっているのが、このトリプル・ブレンドです」


そして、黒系果実の芳醇な味わいと緻密なタンニンが広がる『フリーダム・レッド 2015年』 (シラーズ80%、ムールヴェードル20%、税別3000円)。このソフトなタンニンの秘密を聞くと「果実のプレスがポイント。皮からタンニンが出過ぎないよう、柔らかくプレスをします。また、プレスをした際の最初のジュースを使用しています」と笑顔で語る。

カベルネ・ソーヴィニヨン主体の『カベルネ 2012年』(カベルネ・ソーヴィニヨン86%、シラーズ14%、税別2800円)は、重厚感のある味わい。カシスやブラックカラントなど黒系果実のニュアンスと力強いタンニンがあり、ステーキなどの肉料理に合わせて楽しみたい赤ワインだ。熟成を経ての表情の変化も待ち遠しい。

ロズネイのワインは、ケータリングなどを行う(株)MANGOSTEENが取り扱う。
代々木代田にあるお店や通信販売も始める予定だ。

「MANGOSTEEN」
東京都世田谷区代沢4-29-10
TEL.03-5779-0737
info@mangosteen.vc

公式サイト
http://www.mangosteen.vc/

ワイン王国編集部
この記事を書いたのは
ワイン王国編集部
です。
  • twitter
  • facebook
  • Google+
  • LINE

関連