ナパヴァレーワインの魅力を引き出す肉料理のセミナー

ナパヴァレー・ヴィントナーズ主催... 2017.2. 3

 ナパヴァレー・ヴィントナーズ主催による「ナパヴァレーのワインと肉料理」のマリアージュセミナーが六本木にある鉄板焼ステーキ「喜扇亭」で開催された。
当日はナパヴァレーのワインと料理とのマリアージュで要ともなる「ブリッジ食材」について、エデュケーターが解説した。これはユズやポン酢などで、プラスすることでワインの良さを引き立たせる役割の食材や調味料などだ。例えばシャルドネにはリンゴやレモン、さらに白ゴマや白味噌、ピノ・ノワールにはマッシュルームやチェリー、生醤油などだ。
またこの日のセミナーには、ナパヴァレーより6名の生産者も参加し、自社のワイナリーやワインについて説明。その解説を聞きながら、豚肉、牛肉をソースや薬味などのブリッジ食材を加えながらマリアージュを探った。
シンプルな豚肉には『ガーギッチ・ヒルズ・シャルドネ・エステート・グロウン・ン・ナパ・ヴァレー2013年』がマロラクィック発酵していないフレッシュな酸味とのバランスが合った。次に豚肉にブリッジ食材のユズと白味噌を添えると、『ロンバウアー・カーネロス・シャルドネ2015年』のマロラクティック発酵をして、ナッティな風味が引き立った。
牛肉はブリッジ食材のポン酢やダイコンおろし、たまり醤油、またレタス包みにして食感をプラスすることで牛肉の甘みを引き出すといった試みだった。赤ワインにポン酢を合わせると、ワインのフルーティーさが引き出される。またカベルネ・ソーヴィニヨンが主体の赤ワインは、脂のある肉とポン酢を合わせることで、酸味がおだやかになる。実際、薄切りの和牛とポン酢は、シルキーなタンニンの『ヴィアディア・ヴィンヤーズ&ワイナリー・ヴィアディア・プロプライエタリー・レッド2014年』とぴったりと合った。
たまり醤油の甘味、旨味には果実味と熟度の高いワインがお勧め。ここに2カ月ドライ・エージングさせた熟成肉、さらにグリーンなトーンを加える葉山椒という組み合わせには、熟度とややハーブのニュアンスのある『ロング・ミドゥ・ランチ・ワイナリー・カベルネ・ソーヴィニヨン2008年』を合わせた。他にも『ルナ・ヴィンヤード・アペレーション・シリーズ・カベルネ・ソーヴィニヨン2014年』『イングルヌック・カスク・カベルネ・ソーヴィニヨン・ラザ・フォード・ナパ・ヴァレー2012年』も供された。この2つにはブリッジ食材としてマスタード、葉山椒を合わせると清涼感がプラスされ、より肉とのバランスが取れる。
ナパヴァレーのワインの魅力を引き出しながら、肉とよりよいマリアージュができる方法を学べるセミナーであった。
問い合わせ先:Japan@napavintners.com

ワイン王国編集部
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