ボルドー、ボルドー・シュペリユールを対象とした試飲コンクール「タラン・デ・ボルドー(TALENTS DES BORDEAUX 2018)」が10月1日、パリのワイン専門店『ラヴィニア』で開かれ、各部門6本、計12本が選ばれた。

 このコンクールはボルドー、ボルドー・シュペリユール生産家組合が毎年開催しているもので、会員のボトルを一同に集めて第一次選考を行い、その後予選通過ボトルを対象に最終選考を行っている。

 今年は第一次選考で選ばれた2016年産64本を35人の審査員が目隠しで試飲し、AOCボルドー6本、AOCボルドー・シュペリユール6本を選んだ。2016年産は質が安定している。またタンニンがこなれていて、同時にフレッシュ感があり大変飲みやすい。一時期流行した樽香が強くタニックで濃いワインは完全に姿を消し、飲みやすいワインが復活している。入賞ボトルは日本円換算で小売価格が1000円を下回るものも数多い。

 コンクールを主催したボルドー、ボルドー・シュペリユール生産家組合のベルナール・ファルジュ会長はコンクール結果の発表に当たって挨拶し、「ボルドー、ボルドー・シュプのワインのクオリティ・プライスに改めて注目してほしい」と述べた。

画像: ボルドーワインコンクール「タラン・デ・ボルドー」、12本を選出
画像: コンクール「レ・タラン・2018」に選ばれた12本のボトル。

コンクール「レ・タラン・2018」に選ばれた12本のボトル。

AOCボルドー:Château Bréjou (小売価格5,1€)、Merlot du château Sainte-Barbe (6,5€)、Kressmann Monopole (7,5€)、Château l’Insoumise « chai 45 » (6€)、Château Motte Maucourt « élevé en fût » (6,5€)、Dourthe n°1 (9,6€)

AOCボルドー・シュペリユール:Château Fleur Haut Gaussens (7,7€)、Château la Tuilerie du Puy « cuvée vintage » (9€)、Château la Verrière (5,9€)、Château la Fleur Haut Moulin (7,5€)、Château Pierrail (12€)、Château Penin « les cailloux » (14€)。

This article is a sponsored article by
''.