11月19日、東京で開かれた「ユニオン・デ・グラン・クリュ・ド・ボルドー」に集まったシャトーのブースを訪問した。

 「ユニオン・デ・グラン・クリュ・ド・ボルドー」とは、ボルドーのメドック、ペサック・レオニャン、ソーテルヌ、バルザック、サンテミリオン、ポムロールの最良アペラシオン(呼称産地)にある、134シャトーからなる生産者団体。毎年15カ国65都市を回り、国際的な試飲会を開催している。

「シャトー・ラグランジュ」

 サン・ジュリアンにある、メドック格付け第3級シャトー。副会長の椎名敬一氏は、2016年を「過去最高のヴィンテージ」と話す。果実味がふんわりと漂い、適度な酸としなやかなタンニンがあるワインだ。今飲んでもバランスが取れて飲み心地がいい。中からわき出るようなパワーとスケールの大きさを感じさせるところは、熟成の可能性につながりそうだ。

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