出版と軍事で名声を得たコルデロ・ディ・モンテツェモロ家は、1340年から16代にわたってピエモンテ州ラ・モッラ村のモンファレットの丘にブドウ畑を所有する歴史ある生産者。

 モンファレットの丘に持つひとまとまりの28ヘクタールをはじめ、アルバ、カステリオーネ・ファレット村、ラ・モッラ村などに合計52ヘクタールの畑を所有。バローロではひとまとまりで畑を所有する生産者は珍しく、モンテツェモロ家は約700年もわたりこの土地を守り続けてきた貴族だからこそ。畑は995年からオーガニック農法を開始。今では100パーセントオーガニックに転換している。また雨水を利用するなど環境に配慮したワイン造りを実践。イタリアの有機認定CCPBを取得している。

「気候変動など環境の変化に対応するワイン造りが必要になっています。例えば1990代はブドウの葉を徐葉していたが、今は太陽が当たりすぎないように残している」と語るのは当主のアルベルト・コルデロ・ディ・モンテツェモロ氏。

 このワイナリーのフラッグシップ『バローロ・ガッテーラ』はモンファレットの丘にある、バローロ村のシンボルともなっている「レバノン杉」の周辺で採れたブドウを使用。ガッテーラでも最も標高が高いわずか1ヘクタールの畑は南西向きの、肥沃な粘土質土壌。繊細な舌触りと凝縮されたタンニンを持つ優美なワインが生まれる。年間生産量5500本。歴史を感じさせる雄大なバローロだった

画像: 由緒正しきイタリア貴族のワイン『コルデロ・ディ・モンテツェモロ』

バローロ・ガッテーラ
Barolo Gattera

問合せ:(株)飯田
TEL:072-923-6244

価格:1万1000円(税別)

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