116号の特集はワイン愛好家の憧れ、「ボルドー格付けワイン」。年々高騰しているため、なかなか手が出せない、という人も多いと思います。本特集では、そんな人のために、高品質で価格が控えめな、コストパフォーマンスに優れたワインを選びました。

今回ご紹介するワインのポイントは次の三つ

■価格的に手が届きやすいもの

■在庫があり、市場に流通しているもの

■今飲んでも美味しく飲めるもの

これらの観点から、今、買って絶対後悔しないボルドー格付けワイン33本を一挙紹介します。

画像: ■今飲んでも美味しく飲めるもの

ボルド格付けシャトーとは

 1855年のパリ万国博覧会の際にナポレオン3世の命令を受け、ボルドー市の商工会議所が、ジロンド県のワインの格付けを作成した。これは当時確立されていた生産者の名声と、ワインの取引価格に応じたものである。これによりメドック地区にあるシャトーから選ばれた52のシャトーが、1級から5級までの等級に格付けされた。その後の分割や消滅により、現在、1級5大シャトーに続き、2級には14 、3級には14 、4級には10 、5級には18の、計61シャトーが格付けされている。

画像: ボルド格付けシャトーとは

テイスター紹介

情野博之氏 (レストラン アピシウス シェフソムリエ)

情野博之 Hiroyuki SEINO
フランス料理「アピ シウス」シェフソムリエ。国際ソムリエ協会認定・インターナショナル・ソムリエ、女子栄養大学非常勤講師、シャンパーニュ騎士団認定オフィシエ、第6回「ポメリースカ ラシップ」優勝、第3回「全日本最優秀ソムリエコンクール」第3位、シャンパーニュ・アンリ オアンバサダー、『ゴ・エ・ミヨ 2019』の「ベ ストソムリエ賞」受賞

谷 宣英氏(ホテル ニューオータニ エグゼクティヴ シェフソムリエ)

谷 宣英 Nobuhide TANI
「ホテル ニューオータニ」エグゼクティヴ シェフソムリエ。 2007年度全日本最 優秀ソムリエ、第13 回「世界最優秀ソムリエ・コンクール」日本代表。「自由ヶ丘ワインスクール」の講師や雑誌等の ワインテイスターとしても活躍。著書『ワインテイスティングバイブル』(ナツメ社)

内藤邦夫氏(カーヴ ド リラックス代表)

内藤邦夫 Kunio NAITO
「メルシャン」勤務を経て、酒類量販店チェーン「やまや」入 社。初期の東京地区の店舗の立ち上げに携わる。1999年、東京・虎ノ門にワイン専門店「カーヴ ド リラックス」を開業し、日本 を代表するワイン専門店に育て上げた

河 獠氏(エノテカ JSAソムリエスカラシップ受賞)

河 獠 Ryo HA
「エノテカ」所属。早稲田大学卒。新卒入社した大手IT企業勤務後、好きなワインを仕事にとエノテカに転職し、現職。第9回 「J.S.Aソムリエ・スカラシップ」受賞。第3回「ボルドー&ボルドーシュペリュールワイン ソムリエコンクール2019年」 セミファイナリスト

山本昭彦氏(ワインレポート代表 ワインジャーナリスト)

山本昭彦 Akihiko YAMAMOTO
購読制ワインサイト「ワインレポート」代表。ワインジャーナリスト。著書に 『50語でわかる!最初で最 後のシャンパン入門』(講談 社)、『ブルゴーニュと日本をつないだサムライ』(イカロス出版)がある

【ワイン王国116号】
https://www.winekingdom.co.jp/_ct/17353174

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