「エミレーツ航空」は 2002 年に日本に就航を開始した航空会社。成田国際空港、関西国際空港からは「エアバス A380 型機」にて、羽田空港からは「ボーイング 777 型機」にて、それぞれ毎日 1 便を運航しており、ドバイまで、さらにドバイ以遠の世界 83 の国と地域にある 157 の都市をつないでいる。
エミレーツは快適な空の旅が楽しめるのはもちろん、機内で楽しめる食事とワインも人気が高い。特にワインは、機内で食事を引き立てる極上のヴィンテージワインを楽しむことができると評判だ。
搭乗客にワインを最高の状態で楽しんでもらえるよう、早いタイミングでワインを購入し、熟成させてから提供。フランスにあるエミ レーツのワインセラーは、全航空会社の中で最も大きく、現在 740 万本の高級ワインを保管している。
ワインのラインナップに力を入れているエミレーツは、このたび「エミレーツ ワインチャンネル」の配信をスタートした。機内のエンターテインメントシステム 「ice」と「YouTube」視聴ができるワインのチュートリアル動画だ。
番組の中では、2018年から提供を開始している「ヴィンテージ・コレクション」について紹介。このコレクションには、『シャトー・モンローズ 2005年』『シャトー・ムートン・ロートシルト 2004 年』など、どれも最低 15 年間保管されている厳選された最高のヴィンテージワインがリストアップされている。
今配信中のコンテンツでは、これらのワインについてワインスペシャリストのオリバー・ディクソン氏が、差しはさみながら各ワイナリーの歴史や味わいについて語っている。
銘醸ワイナリー、ワインについての勉強になることはもちろん、全編英語のため語学の勉強教材としても最適だ。
『シャトー・モンローズ 2005年』
「エミレ ーツ ヴィンテージ・コレクション」の一つ。カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドのブドウから造られるこのワインは、しっかりとしたタンニンが特徴的だ。
『シャトー・ムートン・ロートシルト 2004 年』
複雑さと力強さがあり、男性的なワイン。果実味ととタンニンの見事なハーモニーが楽しめる。
『シャトー・コス・デストゥルネル 2005年』
フランス・ボルドー地方のサン・テステフにある畑は涼しく粘土質の土壌のためしっかりとしたブドウが実り、ワインはフルボディに育つ。抜栓後デカンタに入れておくと、ブラックカラントフルーツ、ミン ト、甘草といった味わいが楽しめる。
『シャトー・マルゴー2004年』
「テロワールはカベ ルネ・ソーヴィニヨンに適していますが、このワインは、ポイヤックのワインに比べて柔らか く、絹のようでフェミニンな味わいが特徴的」とエミレーツのワイン専門家オリバー・ディクソン氏。
『シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン 2004年』
ブドウ畑があるのは、家々に囲まれたボルドー市の郊外の奥地。そのブドウ畑はローマ 時代から育てられ、オーナーが土地を購入したのは約 550 年前にさかのぼります。この地域は、隣接するオーブリオンと同様の土壌構造を持っており、ペサックレ・レオニャン地域に特有のスモーキーさを感じるブドウとなる。
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