「グラン・セルクル・デ・ヴァン・ド・ボルドー(Grand Cercle des Vins de Bordeaux)」は、2013年にアラン・レイノー氏の呼びかけで組織されたボルドーの生産者組織だ。現在右岸91シャトー、左岸47シャトー、合わせて138シャトーが加盟し、134シャトーを会員に持つ「ユニオン・デ・グランクリュ・ド・ボルドー」とともに現地でのボルドー・プリムールの試飲の担い手として重要な役割を果たしている。

画像1: ボルドーの生産者団体「グラン・セルクル・デ・ヴァン・ド・ボルドー」のプリムール試飲を通して

 今年も3月末から4月上旬にかけて、2019年産ボルドーの現地試飲を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う外出禁止令のため中止に。しかし、代替措置として会員シャトーから集めた試飲用見本ボトルを直接配送することにより、関係者へワインを届けた。

 試飲したボトルの中から20点満点中15点以上をつけた申し分のない質を持つ白14本、赤59本を紹介する。

画像2: ボルドーの生産者団体「グラン・セルクル・デ・ヴァン・ド・ボルドー」のプリムール試飲を通して

 右岸はメルロの心地よい果実味と適度のボリュームが感じられ大変心地いい。左岸はやや細身だがフレッシュでエレガントなボトルが多かった。

白ワイン

画像: 白ワイン

赤ワイン

画像: 赤ワイン

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