ニュージーランドのマルボロにある「クラウディー ベイ」。1980年代、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランを世界の舞台に押し上げたクラウディー ベイが、2020年ヴィンテージのワインを、オンラインセミナーでお披露目した。

『ソーヴィニヨン ブラン2020』の特徴は、熟した柑橘類やストーンフルーツの香り、ジューシーで伸びやかな酸で、全体にまろやかにまとまっている飲み口が印象的だ。

画像: オンラインセミナーを行った、醸造家のジム・ホワイト氏

オンラインセミナーを行った、醸造家のジム・ホワイト氏

「2019年よりやや涼しい年でした。そのため酸度が落ちる心配がなく、成熟を待って収穫することができました。黄色い果実、角が取れた味わいが2020年の特徴です」と醸造家のジム・ホワイト氏。特に樹齢が15~30年とブドウ樹が成熟した今、高品質なワインが期待できる。

 クラウディー ベイ『ソーヴィニヨン ブラン』の美味しさは、何といっても華やかなアロマと、フレッシュな柑橘の風味と口中で長く続く酸、みずみずしい口当たりだ。ほんの少しの樽熟成(2020年ヴィンテージは4パーセント)からくる芳醇さが絶妙で、単体で飲んでも美味しいが、食事と合わせることでさらに魅力が増す。

画像: クラウディー ベイ『ソーヴィニヨン ブラン 2020』誕生!

 フードペアリングを、ワイン&チーズエデュケーターの冨永純子さんが提案してくれた。

「ワインを食事と合わせるポイントは二つ。同調と対比です」
 “同調”はこのワインの果実味やミネラル、酸味、果実味に注目。
「スモークサーモン、生ガキ、シーフードマリネなどがお勧めです。ヴィネガーやレモンを添えると、その酸味とソーヴィニヨン・ブランの酸が溶け合います」と冨永さん。
「塩でいただく天ぷらもいいですね。ソーヴィニヨン・ブランの塩のニュアンスとよく合います」
 これからの季節は水炊きもお勧めだ。ブリッジ食材として、柚子コショウ、ポン酢、ワサビ、シソ、青ネギなどを添えるとより奥の深いマリアージュが生まれる。

 “対比”の組み合わせは「チーズが代表的です」。シェーヴルやサント・モールなどの熟成の若いタイプをお勧めしてくれた。
「カマンベールや、グリュイエールなどハードタイプの6カ月熟成くらいのものがいいですよね。旨味とフレッシュ感があり、このワインとよく合います」

 ホワイト氏のお気に入りはシーフードとのペアリングだ。
「2020年とのベストマッチは⋆セビーチェです。ライムと、ほんの少しチリパウダーを振って食べるととてもよく合い美味しいですよ!」
 また来日した時は必ず食べるという「北海道のホタテの刺し身」。塩とライムで楽しむと極上の味わいだと語ってくれた。

 2020年のソーヴィニヨン ブラン、よく冷やして食卓で楽しみたい。

⋆主にラテンアメリカでよく食べられている、魚介のマリネ

画像: 『ソーヴィニヨン ブラン 2020』 希望小売価格:3750円(税別)

『ソーヴィニヨン ブラン 2020』
希望小売価格:3750円(税別)

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