ワイン、ビール、パン……。これらに共通しているのは「酵母」の存在。古来人類とともにあった酵母は、遺伝子研究に多大な貢献をしている生物でもあり、生物学的にも重要な位置を占める。

近年では、腸内環境を整えるマクロビオティック(長寿法)や、また、バイオエタノールといった次世代燃料としてSDGs(持続可能な開発)の観点からも注目されている。

本書は、長きにわたり人類の発展に不可欠な存在であり続ける酵母の、科学と文化の物語を菌類学の大家が語り尽くす。

『酵母 文明を発酵させる菌の話』

著者/ニコラス・マネー 訳/田沢恭子
草思社
本体価格/2200円(税込)

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