近年、日本のお酒を取り巻く環境は大きく変化している。人口減少や酒離れによりお酒の国内消費量が減り、コロナ禍で家飲みが一層拡大した。

一方、生産の現場では、あえてこの厳しい分野に挑戦し、 新たな市場を生み出そうとする動きも見られる。

日本酒、日本ワインをはじめ、 梅酒やクラフトジンの生産現場では何が起こっているのか。また、家飲み、居酒屋、製造施設を併設した飲食店に加え、ノンアルコール市場にも目を向けて消費の動向も探る。

徹底した現地での聞き取り調査を基に、経済学の視点から日本のお酒のこれからを考察した1冊。

『お酒はこれからどうなるか: 新規参入者の挑戦から消費の多様化まで』

著者/都留康
平凡社
本体価格/ 990円(税込)

 

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