本日は、ボジョレー・ヌーヴォー解禁日! 先ほど、「ジョルジュ・デュブッフ ボジョレー・ヌーヴォー」テイスティングセミナーが開催された。
来日したのは「ジョルジュ・デュブッフ社」取締役のアドリアン・デュブッフ・ラコンブ氏。
「まず初めにお伝えしたいことがあります。皆さんの記憶に残るくらい、2022年はとても良いヴィンテージに仕上がっています!」とアドリアン氏。
というのも「今年は気候に恵まれ、暑く乾燥した日が続いたから」だと言う。
「僕がボジョレー・ヌーヴォーのビジネスに携わるようになって15年。その中でも、トップレベルに立つくらい良い作柄です。一言で言うと”究極のヴィンテージ”」
1947年以来の暑さを記録し「ブドウの成熟がとても早かった」とアドリアン氏。
「いつもは9月~10月に収穫するけれど、今年の収穫日は、8月22日でした」
ちなみに、これは「2003年以来となる収穫の早さ」で、その2003年は『100年に1度の出来』と言われた年だった。
「ブドウは比較的小粒で凝縮感たっぷり。とても良い品質」とニコニコ。ボジョレー・ヌーヴォーはすべで手摘みで収穫をしているが「今年は、収穫した手がペトペトするほど、ブドウの糖度が高かった」のだとか。
実際に口にすると、フランボワーズなどの赤いベリーやイチゴジャムを思わせる果実の甘味が口いっぱいに広がりる。軽快な酸味とまろやかなタンニンが心地よく感じられる味わい。まさに「太陽の年」を感じる1本だ。
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