滋賀県近江八幡市の「Two Rabbits Brewing」が、缶充填機の導入に向けて必要な資金調達のために、クラウドファンディングサービス「READYFOR」でプロジェクトを実施中だ。

現在用意されているリターンは、7,500円のビール6缶パックから80,000円の京都ビールプライベートツアーまで、同社の商品が届けられるコースと、3,000円~30,000円でリターンのない寄付目的の応援コースで、支援募集は2020年8月14日(金)まで。

新型コロナによって、ボトルから缶への早期移行を決断

2018年8月に滋賀県近江八幡市で稼働した「Two Rabbits Brewing」
豊かなホップの香りをいかした高品質なビール造りで、オープン間もない時期からたちまち全国のビールファンの注目を集め、関西において急成長を遂げたブルワリーのひとつだ。

画像: 直営のビアカフェ「Rabbit Hutch」では同社の樽生ビールと地元の食材を使った料理が楽しめる(画像はクラウドファンディングサイトより)

直営のビアカフェ「Rabbit Hutch」では同社の樽生ビールと地元の食材を使った料理が楽しめる(画像はクラウドファンディングサイトより)

2019年には直営のビアカフェもオープンして順調な滑り出しを見せていたが、今回の新型コロナウイルス感染症拡大によって売上が大幅にダウン。全国の飲食店やビアパブに出荷していた外販や、大量消費が見込めるビールイベントも中止となり、同社はオンラインショップのボトル販売を主な収入源としていた。

ところが、同社にある小型のボトル充填機械では、1本ずつ手作業での充填となるため生産効率が悪く、コロナ渦で加速した宅内消費に対応するには限界がある。こうしてボトルよりも品質保持性や輸送性、生産性が高いなどメリットの多い「缶ビール販売」への切り替えを決断。カナダ製の缶充填機の導入を決断した。そこで、リスクの大きい設備投資を少しでも補うために、クラウドファンディングで資金調達プロジェクトを実施している。

画像: 新型コロナによって、ボトルから缶への早期移行を決断

リターンは、同社の缶ビールやグッズ、直営ビアカフェで使える招待チケットなどを中心に7,500円~価格帯別に多数用意。商品のリターンはないが、支援金額がそのまま経営の助けになる応援コースとして3,000円~30,000円が設定されている。

Two Rabbits Brewingの存続を賭けたクラウドファンディング。
クラフトビールに馴染みのない近江八幡の新たな魅力として、地元でも期待されている同社が、コロナ渦の苦境の中をなんとか乗り越えるための挑戦だ。

※掲載画像はすべてクラウドファンディングサイト「READY FOR」より

【ブルワリー概要】
TWO RABBITS BREWING COMPANY
住所:滋賀県近江八幡市宮内町241
電話: 0748-33-8858 
HP:https://tworabbitsbrewing.com/
オンラインショップ:http://tworabbits2.shop25.makeshop.jp/
CFプロジェクトページ:https://readyfor.jp/projects/tworabbits?utm_source=pj_share_twitter&utm_medium=social

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