「テロワールを忠実に再現したい」新たな感性を吹き込み生まれ変わった「ヴィベルティ・ジョヴァンニ」
2月、イタリアのピエモンテ州バローロの生産者「ヴィベルティ・ジョヴァンニ」オーナー兼醸造担当のクラウディオ・ヴィベルティ氏が初来日し、テイスティングセミナーを開催した。
1923年、ヴィベルティ氏の祖父にあたるアントニオ氏がバローロ村のヴェルニィ地区に宿泊施設とそれに隣接するブドウ畑を購入し、宿のレストランで提供するワインの生産を始めた。67年にアントニオ氏の息子、ジョヴァンニ氏が妻のマリアさんとともに家業を継ぎ、畑の拡張、セラー設備の刷新などに尽力した。
そして2004年、末の息子であるクラウディオ・ヴィベルティ氏が3代目として家業に参加し、新たな風を吹き込んでいる。
所有する計21ヘ...