〝手作り〟の狭小ワインバー。セラーが最強の相棒に
ワインセラー「Haier 」（ハイアール）

ワインバーを新規開店したばかりのソムリエの〝相棒〟として迎えられたのが、『ハイアールワインセラー』。開業志望者必見のセラー活躍記。

自由が丘と二子玉川という人気タウンの間に位置する、東急大井町線尾山台駅。改札から10メートルという超駅近に8月、ワインバーが開店した。青いエプロン姿で迎えてくれたのはソムリエの森上久生氏。自身がオーナーを務める「Memories“集つどい”」は、地元で愛されるショッピングセンター「尾山台いちば」の一角、わずか３.３坪にカウンター5席という狭小店。町場の角打ちの趣だ。

数々の老舗レストランやグランメゾンで活躍し、現在もミシュラン星付きの鮨店に立つなどサービスの第一線を走り続ける森上氏の店としては、意外とも思えるカジュアルな店の印象。

「ソムリエとしてキャリアを積み35年あまり。これから私ができること、すべきことは、ワインラヴァーの方々、そして地域の皆さんにワインの魅力と楽しさを伝え、喜んでいただくこと。その“舞台”として、誰もが気軽に立ち寄れる店をと考えました」

バイ・ザ・グラスのワインは常時3種類で870円～。フランス、イタリア、スペインといったヨーロッパ、日本ワインなどをそろえる。

狭い店内でも圧迫感なし。１台で幅広いワインを保管

すべて自己資金での出店。開業資金はもちろん、その後のランングコストも考え、徹底的に費用を抑えた。デザイン会社を入れず、自ら図面を引き施工店と直接やりとりしたという。

「オーダーメイドは時間も費用もかかる。家具店をまわり、サイズの合うテーブルや椅子、照明を揃えました。かぎりなくDIYで手作りした店でしたね(笑)」

まっさらな店内に最初に設置したのは、ハイアールの『192Lワインセラー JQ-F192A』。そこから店作りが始まり、ほぼ２カ月というスピードでオープンにこぎつけた。

これまで海外メーカーをはじめ幾種類ものセラーを使ってきた森上氏。その経験を踏まえ、「ハイアールのセラーは、機能、デザイン、使い勝手、コストと、あらゆる面で非常に優れている。家電メーカーならではの安心感があります」と語る。庫内は上下２室に分かれ、それぞれ５～20℃まで温度を1℃単位で設定することができる。森上氏は、上は12℃で白ワインやスパークリングワインを、下は16℃にして主に高級ワインを保存している。

「1台で幅広いレンジのワインを最適な温度で保管できる。スペースが限られる小さな店では非常に助かります」

横幅50センチ以下とコンパクト設計ながら、ボルドータイプのワインなら最大79本を収容可能という十分な容量だ。

「収容能力が高いのに圧迫感がない。スタイリッシュなデザインも気に入っています」
さらに森上氏のお気に入りは、木製の棚。「木を基調とした店のインテリアとしっくりとなじんでいる。引き出すのも非常にスムーズ。便利で快適です」

開業を支えるハイコスパ。セラーが最強の相棒に

今回、森上氏は同社のモニターとして導入したが、市場価格は12万円台。
「驚くほどのハイコスパ。飲食店の開業を考えている人にとって力強い味方になってくれるはずです」と、太鼓判を押す。

営業は金土日の週末のみ。“二足のわらじ”のデュアルなスタイルは、副業での開業やこれからの働き方を考える人にとっても大きな参考になるに違いない。
「ハイアールワインセラーという最強の“相棒”とお待ちしています」