東京都立川市に初となる醸造所「立飛麦酒醸造所(立飛ブルワリー)」が誕生した。場所は多摩都市モノレール「立飛」駅から徒歩10分(立川駅からは徒歩約20分)、ららぽーと立川立飛の近く。2021年12月16日にオープンし、併設のタップルールと公式オンラインストアでビールを販売している。

年間レギュラー「ペールエール」「ヴァイツェン」「ピルスナー」3種

立飛ブルワリーを運営するのは東京炉立川市を拠点とする不動産・建設会社の立飛グループ。その新規事業として、100年の歴史をもつ立飛のクラフトマンシップを継承し、ビール造りを通して立川の地域社会を向上させ、100年先の未来をより良いものにしていくことを理念としている。

画像1: 年間レギュラー「ペールエール」「ヴァイツェン」「ピルスナー」3種

立飛ブルワリーのレギュラービールは3種類。

  1. ペールエール(PALE ALE)
    クラフトビールの定番。イギリス発祥の黄金・銅色のビールで、ホップやモルトの豊かな香りが特徴。
  2. ヴァイツェン(WEIZEN)
    小麦麦芽を50%以上使ったドイツの伝統的なビール。バナナ、クローブのようなフルーティな香りと相まって、魚介類や鮨との相性も抜群。
  3. ピルスナー(PILSNER)
    ピルスナー発祥の地チェコのボヘミアンピスルタのピルスナーを醸造(※2022年1月販売開始予定)

今後は年間定番アイテムの他に、季節限定ビールやOEMによるオーダービールも展開する予定だ。

画像2: 年間レギュラー「ペールエール」「ヴァイツェン」「ピルスナー」3種

ブルワリーの1階はカウンタースタンディングスタイルの併設タップルームで、貯蔵タンクから直接提供されるフレッシュなビールを楽しむことができる。2階は醸造工場内が見渡せる構造。ビールセミナーやテイスティング等のイベントなども想定したプライベートエリアが設けられている。

画像: 立飛ブルワリーの清水秀晃醸造長

立飛ブルワリーの清水秀晃醸造長

立飛ブルワリーで醸造を担当するのは、立川生まれ立川育ちの清水秀晃醸造長。
「World Beer Awards」や「International Beer Cup」などで2017年から2019年の3年連続で金銀銅賞に輝いた確かな腕を持つ。清水醸造長のこだわりは、麦芽とホップのみを原料とする正統的なビール醸造。完全無濾過のナチュラルカーボネーションのみ、酵母培養はドライイーストを一切使用しない液体酵母のみ、そして小規模醸造所では珍しいラガービールの醸造を行う予定だ。伝統的なクラフトマンシップを継承し、スタンダードながら高品質なビール醸造を目指している。

画像: レギュラー商品の「Pale Ale」

レギュラー商品の「Pale Ale」

現在タップルームでは、2022年3月までは開業特別価格として樽生ビール各種を1杯500円(税込)で提供中。同社オンラインストアでも定番のペールエールとヴァイツェンの330mlボトルの販売を開始した。立川地域の活性化を期待されている立飛ブルワリー。これからの展開が楽しみだ。

【「立飛ブルワリー」概要】
住所:〒190-0011 東京都立川市高松町1-23-14
アクセス:多摩都市モノレール「立飛駅」徒歩10分、立川バス、立川駅北口バスターミナル 乗り場4番「⽴⾶本社前」徒歩10分
電話:042-527-1894(受付時間 9:00~17:00)
メール:info-support@tachihibrewery.com
ホームページ:https://www.tachihibrewery.com/
オンラインストア:https://www.tachihibrewery.com/view/category/all_items

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