広島県尾道市に醸造所を構える「しまなみブルワリー」が、濃厚な味わいのラガービール「ダークラバー ウインター」の販売を開始した。
2021年に設立された同ブルワリーから、初商品となる5種類のビールが発売されたのは2023年4月。この5種類のうちの一つ、「ダークラバー サマー」はその季節に合った味わいの黒ビールが楽しめる「DARK LOVER(ダークラバー)シリーズ」の第一弾であり、今回発売されたダークラバー ウインターは、その第二弾となる冬バージョンのラガービールだ。
濃厚な旨みが味わえるラガービール
瀬戸内の多島美を望む、風光明媚な尾道市にあるしまなみブルワリー。八ヶ岳ブルワリーに15年間従事し、醸造長まで務め上げたブルワーの松岡風人氏によって立ち上げられた醸造所で、ラガースタイルのクラフトビールを中心としたビール造りを行なっている。
昨年4月に発売されたダークラバー サマーは、ラガーならではのキレのある味わいに仕上げられたデュンケルであったが、今回発売されたダークラバー ウインターは、ドイツ生まれの伝統的なハイアルコールラガーのボックを採用。同社定番商品に比べて、麦芽の使用量は1.4倍、熟成期間は1.5倍、アルコール度数は7%となっており、ロースト麦芽の香ばしさと濃厚な風味や苦み、甘みがありながら、ラガー特有のキレのある喉越しが楽しめる一本に仕上げられている。
ラガービールといえば、冷蔵庫などでよく冷やした状態が飲みごろで、温度は6〜8℃が適温とされているが、同商品はそれよりも少し温度の高い10度くらいがおすすめとのこと。高い温度では麦芽の香りや甘みがより感じられ、時間が経つにつれて変化するおいしさが楽しめるとのことなので、ぜひゆっくりと味わってみていただきたい。
商品はしまなみブルワリーオンラインショップで販売中だ。ラガービールを得意とする同社の最新作をぜひ一度ご堪能あれ。
しまなみブルワリー
https://shimanami-brewery.com/