ビール醸造過程で大量に生成されるモルト粕(麦芽粕)。
通常は廃棄処分となるモルト粕を活用した紙「クラフトビールペーパー」を開発した株式会社kitafuku(キタフク)から、新製品として、ギフトボックスやダンボールに利用できる新素材を使ったギフトボックスが発売される。

NUMBER NINE BREWERYのモルト粕、約100kgを再利用

ギフトボックスになるのは、新素材の「クラフトビールカード」。
横浜みなとみらいにあるNUMBER NINE BREWERYのモルト粕、約100kgを活用して製造されてる。2021年6月に発売された「クラフトビールペーパー」をよりも厚みがあり、強度の高いカード紙だ。麦芽と同じ色味で艶があり、質の良さを感じさせる。

画像1: NUMBER NINE BREWERYのモルト粕、約100kgを再利用

このカード紙を使い、缶ビール6本用のギフトボックスを製造。
持ち手の折り方を変えると、配送用ボックスにもなる2way仕様だ。購入したビールの持ち帰りや、ECサイトで販売する商品の配送用など、幅広い用途で使える。ギフトボックスは2022年2月中旬の販売に先駆けて、まずはNUMBER NINE BREWERYが企画したクラウドファンディングのリターン発送に活用。株式会社kitafukuでは、今後クラフトビールペーパー、カード2種類の紙を取り扱う見込みだ。

同社は、廃棄となるモルト粕が価値ある製品に生まれ変わるアップサイクルの仕組み実現に向け、幅広く使える製品を開発していく予定。モルト粕の品質管理や運搬コスト削減のために脱水・乾燥にも取り組んでいる。

画像2: NUMBER NINE BREWERYのモルト粕、約100kgを再利用

クラフトビールペーパー、カードの新たな活用法、製品開発のアイディアを募集している。

画像3: NUMBER NINE BREWERYのモルト粕、約100kgを再利用

モルトから誕生した味わい深いクラフト紙。
クラフトビールカードは梱包資材の他に、より厚みのあるコースターや名刺など、さまざまな使い道がありそうだ。

会社名:株式会社kitafuku(株式会社キタフク)
設立日:2019年7月23日
代表:松坂匠記(代表取締役)
事業内容:IoTデバイス製作、クラフトビールペーパーの開発・販売
URL:https://kitafuku-project.com/
Instagram:https://www.instagram.com/kitafukupj

クラフトビールペーパー専用ページ:
https://cbp.kitafuku-project.com

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