日本の造り手と世界の造り手が手を携え、日本のワインラヴァーに向けたワインを展開するブランド「メルシャン・ワインズ」より、初のスパークリングワイン2種が登場。8月に「GOOD MORNING CAFÉ 中野セントラルパーク」でお披露目会が行われた。

「メルシャン・ワインズ」は「ワインの楽しみを拡げ、世界のワインの扉を開く」をコンセプトに2022年に誕生したブランドだ。美味しいワインを造り続けるためにはサステイナブルなワイン造りが重要との考えに共感する世界のワイナリーと手を組み、日本の消費者の好みにあったワインを造っている。今夏、そんなメルシャン・ワインズより、初のスパークリングワインが登場した。

左より『メルシャン・ワインズ カンティアーモ スプマンテ ブリュット』『メルシャン・ワインズ カンティアーモ スプマンテ ロゼ』『メルシャン・ワインズ サニーサイド オーガニック スパークリング 缶』

イタリアの生産者組合と造る、みんなで楽しめるスプマンテ

イタリア・ヴェネト州に拠点を置く生産者組合「カーサ・ヴィニコーラ・ボスコ・マレラ」と共創したのは『メルシャン・ワインズ カンティアーモ スプマンテ』だ。テロワールの特徴を表現するため、100パーセント組合員のブドウを使うことにこだわっている。イタリアの環境省が作成するガイドライン「VIVA Sustainable Wine(ヴィーヴァ・サステイナブル・ワイン)」に基づき、持続可能なワイン造りに取り組んでいる。

カンティアーモ スプマンテからは『メルシャン・ワインズ カンティアーモ スプマンテ ブリュット』と『メルシャン・ワインズ カンティアーモ スプマンテ ロゼ』の2種類が登場。クリーミーな泡立ちや、華やかな香り、フレッシュな味わいが親しみやすく、乾杯から締めのデザートまで食事を通して楽しめそうだ。どちらも「ジルベール&ガイヤール インターナショナル・チャレンジ 2023」で金賞を受賞しており、パーティーや食事会といったさまざまな人が集まる場でもサーブできる安心感も魅力といえる。

『カンティアーモ スプマンテ ブリュット』は、フレッシュな青リンゴやカリンの華やかな香りが立ち上る。酸は程よく、アフターには柑橘類の皮を思わせるかすかな苦味があり、味わいを引き締める。サクランボやイチゴのアロマが広がる『カンティアーモ スプマンテ ロゼ』は、どんな料理にも合わせられる万能選手だ。タンニンは非常に穏やかで、ほのかで柔らかな甘味が感じられる。

料理は、手前から時計回りに「生ハムとサラミ」「ブリュスケッタ 小海老と木の子のマリネ」「ブリュスケッタ カニとアボカドのディップ旬の魚の特製カルパッチョ」「メロンとブッファラチーズ」「ホタテのカルパッチョ ラビゴットソース」

スペインの優良ワイナリーとタッグを組み“贅沢な一人時間”を届ける

『メルシャン・ワインズ サニーサイド オーガニック スパークリング 缶』のパートナーは、アンドレアス・クバック氏とサム・ハロップ氏、二人のマスター・オブ・ワイン(*)が手掛けるスペインのワイナリー「ペニンシュラ」。ワインのクオリティーはもとより、環境保全と地域貢献を推進するペニンシュラの姿勢がメルシャンの考えと合致し、ともにワイン造りを行うに至った。

サニーサイド オーガニック スパークリング 缶は、パイナップルなどトロピカルフルーツを思わせる香りと、酸の穏やかなやさしい味わいで、心地よさに包み込まれるよう。お披露目会が行われた「GOOD MORNING CAFÉ 中野セントラルパーク」の「琉球ロイヤルポークのロースト 粒マスタード」と合わせると、ワインの持つフルーツの甘味が肉の脂の甘味と溶け合いマッチ。280ミリリットルと飲み切るのにちょうど良いサイズなので、少し贅沢な一人時間を過ごすのにぴったりのワインだ。

『カンティアーモ スプマンテ ブリュット』と比べると、より柔らかく親しみやすい味わいの『サニーサイド オーガニック スパークリング 缶』

スパークリングワインの魅力の一つは、華やかで贅沢な気分にしてくれることだろう。年末年始にかけて集まりが多くなるこれからの季節、パーティーなどの場には飲みやすい味わいのカンティアーモ スプマンテを、ゆったりと一人時間を味わいたい時はサニーサイド オーガニック スパークリング 缶を。シチュエーションに合わせて楽しみたい。

カーサ・ヴィニコーラ・ボスコ・マレラ

イタリア・ヴェネト州で生産者組合として4000ヘクタールの畑を所有。クリーンでフレッシュなスタイルのプロセッコなどを手掛ける。サステイナブルなワイン造りを行い、イタリアの環境認証「VIVA(ヴィーヴァ)」を取得。『カンティアーモ スプマンテ』は、「カーサ・ヴィニコーラ・ボスコ・マレラ」の若手、ガブリエル・ロレンツォン氏と、日仏で経験を積んだ「メルシャン」の勝野泰朗氏が中心となり開発された。

ペニンシュラ

マスター・オブ・ワインの資格を持つサム・ハロップ氏が醸造責任者を務めるスペインのワイナリー。サステイナビリティーを大きな柱に掲げ、サステイナビリティーに関する新認証「SWfCP」をスペイン国内で初めて取得した。有機栽培を拡大し環境保全に貢献する「エコロジー」な取り組みと、ブドウやワインの取引量を増やし農家や生産者の経済を支える「エコノミー」な取り組みを合わせた「エコエコプロジェクト」を実践する。

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