発酵学者の小泉武夫氏による「日本経済新聞夕刊」の人気連載『食あれば楽あり』の30周年を記念し、同連載から67編を厳選した食楽エッセイが登場。
タイトルは「苦あれば楽あり」にかけて「クあればラクあり」と読ませる。そこには、生命の根本である「食うこと」を苦労しながら為すことが「安楽」に結び付くという思いが宿る。
白ワインと合わせる小泉流サバの味噌煮をはじめ、小泉氏が自らの厨房「食魔亭」で作り上げた季節の料理を、滋味溢れるエッセイとともに紹介する。
『サバの味噌煮は、ワインがすすむ』
著者 / 小泉武夫、真藤舞衣子
日経BP 日本経済新聞出版
本体価格 / 1100円(税込)