「よなよな月の道楽座」初のリアルイベント「よなよな月の道楽座 5種飲み比べ編～私にぴったりのクラフトビール探し～」が、2月18日土曜日に公式レストラン「よなよなビアワークス 赤坂店」で開催。クラフトビールの魅力にふれる学び・体験コンテンツが、クラフトビールファンを楽しませた。
「よなよな月の道楽座」初のリアルイベントで
自分にぴったりのクラフトビールを発見！
待ちに待った、ヤッホーブルーイングのリアルイベント開催に、「乾杯！」の掛け声もひと際大きくなる
去る2月18日土曜日、公式レストラン・よなよなビアワークス 赤坂店で開催された、「よなよな月の道楽座 5種飲み比べ編～私にぴったりのクラフトビール探し～」。今まで新型コロナウイルスの影響によりオンラインで行われていた「よなよな月の道楽座」が、初めてリアルイベントとして開かれた。
「よなよな月の道楽座」はクラフトビール仲間と学び出会える体験会。2021年6月の開始以来、高い支持を受けているイベントで、今回も予約開始後わずか1日で定員数を超えるほどの人気を見せた。
ヤッホーブルーイングでは、社員はみなニックネームで呼び合う企業文化。それに倣い、イベントの参加者もニックネーム用のタグが配られる
今回はクラフトビールを楽しむための基本が学べる入門篇。まずはビールの原材料となる麦芽やホップに実際に触れ、香りや味わいを体感してみる。
ビールの原料となるホップと麦芽。左から時計周りにドライホップ、ホップペレット、そして麦芽。麦芽はこのまま食べても優しい甘さが口に広がる
ドライホップを割ると、中から黄色い粒（ルプリン）が現れる。ここに、ホップの香りや苦味成分が詰まっている
次に、クラフトビールの飲み比べ。当日のラインナップは「水曜日のネコ」「僕ビール君ビール」「裏通りのドンダバダ」「よなよなエール」「インドの青鬼」の5銘柄だ。
イベント当日、テイスティング用に配られた５液種。右から、テイスティングを行った順番に「水曜日のネコ」「僕ビール君ビール」「裏通りのドンダバダ」「よなよなエール」「インドの青鬼」
【ビアスタイルと特徴】
●水曜日のネコ
ビアスタイル：ベルジャンホワイトエール
青りんごを思わせる香りと、オレンジピールの爽やかな香り、ほのかなハーブ感がフルーティーさを引き立てるすっきりとした味わいが特徴。
●僕ビール君ビール
ビアスタイル：セゾン
レモンやマスカット、ハーブを思わせる軽快な香りと、爽やかな苦味と酸味、軽快な口ながら深みを感じる味わいが楽しめる。
●裏通りのドンダバダ
ビアスタイル：フリースタイルベルジャンゴールデンエール
爽やかな果実香と軽快なウッド香が混じり合った、シャルドネを思わせる個性的な香りのドライな本格派ビール。
●よなよなエール
ビアスタイル：アメリカンペールエール
レモンやグレープフルーツといった柑橘系を思わせる華やかな香りと、バランスのとれた甘みと苦味、心地よい戻り香を感じるコクのある味わい。
●インドの青鬼
ビアスタイル：インディアペールエール
グレープフルーツやパッションフルーツの華やかで強い香りがあり、深いコク、圧倒的な苦味、口いっぱいに広がる華やかな香りを満喫できる。
味や香りの他に、色もテイスティングの重要な要素
飲み比べの際のポイントは、テイスティングの作法に則ること。ヤッホーブルーイングスタッフのレクチャーを受けながら、目、鼻、舌の順にビールをゆっくり堪能する。各々のビールの違いを見極め、自分が理想とするビールを知るための大切なステップなのだ。
会場には手のひらで香りを閉じ込めるように、熱心にテイスティングをしている人の姿も見られた。クラフトビールに対する、意識の高さがうかがえる。
ビールの香りに集中する参加者のみなさん。その表情は真剣そのもの
イベントの最後に振舞われたバーレイワインの「ハレの日仙人」。半年以上熟成されたのちに出荷される特別なビールだ
ラストには祝の日にぴったりなバーレイワインの「ハレの日仙人」が振る舞われ、イベントは幕を閉じた。
クラフトビール初心者でも気軽に楽しめる「よなよな月の道楽座」。これから知識を増やしていきたい方や、ヤッホーブルーイングスタッフとビールについて語りたい方、仲間をつくって一緒に興味を深めていきたい方におすすめのイベントだ。
また、今後もこのようなリアルイベントを計画中とのこと。ぜひウェブサイトからチェックしてみて。
よなよなの里
ヤッホーブルーイング
