今気になるビアフェス2選
初夏の陽気のもとでクラフトビールを楽しもう！

過ごしやすい陽気が続き、夏の気配が感じられる時期になった。日常は徐々にコロナ禍前の状況に戻りつつあり、今年はイベントなども数年ぶりに開催されるところが多いようだ。昨年はまだまだ中止を余儀なくされるところも多かったが、この夏は花火大会に夏祭りと盛り上がりそうである。

本格的な夏のイベントシーズンはまだ先だが、すでに各地ではさまざまなイベントが開催中だ。そこで今回は、早速イベント気分を満喫すべく、今週末に開催される2つのビアフェスをご紹介しよう。

【下北沢】12のブルワリーやインポーターのビールが楽しめる
NEUTRAL CASE CRAFT BEER FEST SETAGAYA 2023 SPRING

5月27日(土)～28日(日)、下北沢駅のほど近くある「BONUS TRACK」隣接駐車場で開催されるクラフトビールの祭典。「クラフトビールで繋ぐ、 広がるセタガヤ」をテーマに、この街とビールをこよなく愛する「NEUTRAL CASE」の3人がプロデュースするイベントだ。

2022年にスタートし、2回目となる今回は、12のブルワリーやインポーターが出店し、国内外の個性あふれるビールが勢ぞろいする。

また、本を読みながらビールが飲める本屋「本屋B&B (@SNS ID)」とのコラボ企画「#ブルワリーライブラリー」も開催され、NEUTRAL CASEが注目するブルワリーのビールがタップで提供される。各種ビールがローテーションで提供されるので、行く時々で異なるビールが味わえるのも楽しい。

さらに、本イベントではNEUTRALCASEプロデュースのオリジナルクラフトビール「SHIMOKITA IPA」が先行発売される。

下北沢ではどんなシチュエーションでビールを飲むか……。どんな人と一緒に、どんな場所で飲むのか考え、その状況に合うレシピを考案。「うしとらブルワリー」と一緒に醸造した一本だ。

また、都市開発によって生まれた新たな魅力と、昔ながらのよさを併せ持つ、今の下北沢を表現し、ホップは昔から使われている品種と、比較的新しい品種を使用。飲み口は軽やかで、ひと口飲んだ瞬間に柑橘やトロピカルフルーツなど多彩な香りを感じられる。

SHIMOKITA IPAは6月以降、順次飲食店やビアバー、酒屋でも販売される予定だ。

【三重県桑名市】地元のビールバーが主催するビアフェス
桑名クラフトビールアワー

三重県桑名市にあるビールバー「Beer Bar TOBIRA」が、県内外のブルワリーやフードショップとともに開催するビアフェスティバル。ビール好きの店主が2022年から始めたイベントで、初開催時には大勢の人で賑わった。今回は5月27日(土)に前回と同様、桑名駅東口前広場で開催される。

会場には県内外の4つのブルワリーと、9つのフードショップが出店。
本格派カレーや窯焼きピザ、ハンバーガーなどの人気グルメとともに、ドイツ仕込みの本格派ビールやオーガニックビールなどの個性的なビールを堪能できる。

桑名駅の駅前で開催されるので、電車利用時などにふらっと立ち寄れるのもうれしいポイント。今週末は、初夏の陽気のもとでクラフトビールを味わいに、イベントへ出かけてみてはいかがだろうか。