ベアレン醸造所の冬季限定ビール「ウルズス」が数量限定で発売された。ウルズスはベアレンで唯一、創業以来毎冬造られているビールで、その年によって異なる味わいが楽しめることから、毎年ウルズスの発売を心待ちにしている人が多いという。
暖かい部屋の中でゆっくりと味わいたいクラフトビール
ウルズスが誕生したのは、ベアレンが創業した2003年。ウルズスとはラテン語で「強い熊」を意味し、創業者の一人であり初代マイスターのイヴォ・オデンタールが名付けた。その名の通り、アルコール度数は高めでビールの色味は茶褐色。濃厚でコクのあるしっかりとした味わいに仕上げられている。
小麦麦芽とヴァイツェン酵母を使うこのビールは、まろやかな甘みと、酵母由来のバナナやグローブを思わせるフルーティーな香りが楽しめる。
小麦麦芽は、濾過するときに目詰まりを起こしやすいため、その年に使う麦芽の種類や量によって麦芽の使用比率を調整し、それに伴いレシピも変更される。そのため、毎年微妙に味わいが異なり、それを楽しみにしているウルズスファンも少なくない。
まったりとした味わいのビールは、寒い日に暖かい部屋の中でゆっくりと楽しむのに最適だ。年末に一年を振り返りながら味わってみてはいかがだろうか。
ベアレン醸造所
https://www.baerenbier.co.jp/