まさかの!カリフォルニアとスペインが融合

 ロサンゼルスの1ツ星「SONA」をはじめ、世界各国にフレンチ、イタリアン、フュージョンなど、さまざまな業態のレストランを展開している、デイヴィッド・マイヤーズ氏。2018年11月に新たに丸の内のオフィス街でオープンしたのが「ADRIFT BY DAVID MYERS」だ。さまざまな国籍のスタッフが働き、オープンキッチンからは活気が伝わってくる。

 この店で供するのは、カリフォルニア料理の素材を生かすスタイルをベースに、スペインのテイストを融合させたメニュー。イベリコ豚の生ハムやパンコントマテといったオーソドックスなピンチョスから、竹炭パンでロブスターをはさんだものやスパイスツナのカルパッチョなど、オリジナリティのある料理がそろっている。

画像: 料理:「黒毛和牛のリブロースステーキ チミチュリソース」(3500円)には、テンプラニーリョを主体にしたフルボディの『ティント・レセルバ 2013年』(マルケス・デ・リスカル/グラス750円、ボトル4300円)が合う

料理:「黒毛和牛のリブロースステーキ チミチュリソース」(3500円)には、テンプラニーリョを主体にしたフルボディの『ティント・レセルバ 2013年』(マルケス・デ・リスカル/グラス750円、ボトル4300円)が合う

「ワインもカリフォルニアとスペインが中心。どちらも多様性があるので、その魅力を知っていただきたいと思います」と、ブランドマネージャーの中村和生氏。特にグラスはスペインのみにし、ブドウの特徴がわかりやすいものをラインナップしている。

 場所柄、仕事や買い物帰りの女性客が多く、女性好みのロゼもよく出るという。再開発が進んで生まれ変わった丸の内の街並みを眺めながら、テラスで飲む1杯は格別だ。

画像: ワイン:メインの料理は肉が中心なので、赤の割合が多い。赤い果実の味わいとふくよかな口当たりの『キホーテ・MTP 2010年』(パゴ・カサ・デル・ブランコ/ボトル6100円)〈右〉など、5000〜7000円のボトルが充実している

ワイン:メインの料理は肉が中心なので、赤の割合が多い。赤い果実の味わいとふくよかな口当たりの『キホーテ・MTP 2010年』(パゴ・カサ・デル・ブランコ/ボトル6100円)〈右〉など、5000〜7000円のボトルが充実している

グラスワイン/11種 750円〜
ボトルワイン/40種 4300円〜

住所:東京都千代田区丸の内3-2-3 二重橋スクエア1F
TEL:03-6256-0966
営業時間:月〜土11:00〜22:00LO、日11:00〜21:00LO
定休日:不定
交通:日比谷駅・二重橋駅・有楽町駅より徒歩2分

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