「丸藤葡萄酒工業」の大村春夫社長からこんな連絡を受けました。

 「勝沼のワイナリーが、40年程前から10年くらい使っていた収穫箱をお譲りします!」
丸藤葡萄酒工業が建物を新築するに当たり、大量に保管していたこれらの収穫箱を片付けなくてはならなくなったのだそうです。

 「形あるもの、思い出深いもの、どなたかに使っていただければうれしいです」

 その収穫箱は……もとはオーストラリアからの輸入チーズが入っていた木箱だそう。それを当時、大村さんはじめ勝沼のワイナリーがリニューアルし利用していたそうです。ワイナリーごとに箱に色を塗り、丸藤葡萄酒工業は緑色、マンズワインは赤色、と色分けしていました。

 箱の大きさは、外形寸法:縦300mm×横390mm×高さ200mm。

画像1: ブドウの収穫箱を譲ります!
画像2: ブドウの収穫箱を譲ります!
画像3: ブドウの収穫箱を譲ります!

 側面に「マルフジ」や「丸藤葡萄酒工業㈱」などの印刷があります。色を塗った面は、オーストラリアの地図の絵柄が透けて見えています。歴史が刻まれていて、見るほどに味わい深い木箱!

 目測では、全部で3000個ほどあるとのこと。現在は第一弾としてそのうち1800個を、残りは第二弾として来年(2020年)2月くらいに放出される予定です。……と、大村社長がこのお話を拡散したところ、ワインの造り手、紙漉き職人の方、クラフトビール生産者、レストランのオーナーなど、さまざまな業種の人たちがぞくぞくと名乗りを上げて、中にはトラックで引き取りに来た人もいるそうです。皆さんどんなふうに使うのでしょうかね。本棚、整理箱、販売棚など? イベントで使ったり、インテリアとしてもいいですよね。

 チーズを詰めて海を渡り、勝沼でワイン造りの道具として活躍した木箱、次はあなたの手元で新しい命を吹き込んでください!

引き取りに行けば無償提供とのこと。

なくなり次第終了です。欲しい人は急いで!

■問い合わせ
「丸藤葡萄酒工業㈱」
山梨県甲州市勝沼町藤井780
TEL:0553-44-0043
FAX:0553-44-0065
URL: http://www.rubaiyat.jp/ (問い合わせフォームがあります)

This article is a sponsored article by
''.