滋味深い自然薯の鍋が
柔らかな日本ワインにぴったり!

 「黒十」は、日本ならではの食材・自然薯を使った和食を看板メニューに掲げる店だ。神戸の本店に続き、2019年7月に恵比寿に支店がオープンした。

 和食に合とワインが好評で、日本のワインを中心に、フランスやイタリア等、各国の自然派をそろえる。特に素朴で柔らかな味わいの自然薯には、甲州のような主張しすぎないワインがぴったりだ。

 自然薯料理は生とろろやお造り、団子揚げ、揚げだし豆腐の自然薯入りあんかけなどがあり、なかでもほとんどのお客様が注文するのが、「自然薯とろろ味噌鍋」(1980円)だ。八丁味噌を溶いた濃厚なだしで霧島豚や鶏のつくね、野菜などを煮込んでから、自然薯のとろろを加えて蒸らすと、滋味深い味わいが楽しめる。自然薯によってふわふわとろとろになっただしが、冷えた体を温めてくれる逸品だ。
 

住所:東京都渋谷区広尾1 -1 - 33 SPCビル1F
TEL:03 - 6434 - 1025 営業時間:11 : 30 〜14 : 30 LO、17 : 00 〜23 : 00 LO
定休日:不定
交通:恵比寿駅より徒歩5分

画像: メルロを使った『ヴィンテージ 赤2014 年』(北条ワイン/グラス950円、ボトル5700 円)は、果実味とやさしい口当たりが、味噌の濃厚さと豚の脂の味を感じる「自然薯とろろ味噌鍋」(1980 円)にマッチする

メルロを使った『ヴィンテージ 赤2014 年』(北条ワイン/グラス950円、ボトル5700 円)は、果実味とやさしい口当たりが、味噌の濃厚さと豚の脂の味を感じる「自然薯とろろ味噌鍋」(1980 円)にマッチする

画像: 滋味深い自然薯の鍋が 柔らかな日本ワインにぴったり!

当初は日本のワインのみをそろえていたが、『マルヴァジア・デディカ 2018 年』(マルティルデ/ボトル6000 円)〈右から2 番目〉をはじめ、海外の自然派も少しずつ加えてバリエーションを増やしている

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