著者は、マスター・オブ・ワインであり、イギリス王立化学会公認化学者。「なぜ隣同士の畑でも、ワインの味がこんなにも違うのか?」著者は、この疑問に対し、ワインができるまでの化学的メカニズムを系統だて、やさしい言葉で解説。

 栽培や醸造、ボトリングに至るまで、工程を知ることにより、ワイン造りには奥深い世界があることに気づかされる。

 本書は、ワインに興味を持つ一般の愛好家の人々の疑問をわかりやすく化学の力によって解決している。さらに、ワインの資格を目指す人々、ワイン業界関係者にとって、大変役立つ情報が詰まった内容となっている。

 

『イギリス王立化学会の化学者が教えるワイン学入門』

著/ディヴィッド・バード
訳/佐藤圭史・村松静枝・伊藤伸子
エクスナレッジ 
本体価格 2,700+税

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