スペインのラ・マンチャにある注目のワイナリー「ヴェルム」。オーナで醸造家のエリアス・ロペス・モンテロ氏が、ウェブセミナーで高品質ワインが生まれる秘密を紹介した。

 ワイナリーがあるトメジョーソはスペイン最大の高原台地(メセタ)にあり、標高650
~750メートルと高い。土壌は石灰岩が多く、深さ3mと深いことがこの産地ならではの特徴で、ミネラル感のあるワインが生まれる。

 ヴェルムが所有する畑は約250ヘクタール。四つの農園から成る。中でも最も樹齢が高く高品質なワインが生まれるのが「ラス・ティナダス」農園だ。1950年植樹の自根のアイレン、1958年植樹のテンプラニーリョは株仕立てで灌漑はしていない。常に風が吹く感想したエリアのためずっと有機栽培を続けてこられた。

 ヴェルムのワイン造りの哲学は、ずばり「ヴェルム(真実)」。土地の味わいを素直に表現するために、フリーラン果汁だけを用いる。

 国際的に評価の高い『ラス・ティナダス・アイレン・デ・ピエ・フランコ VTカスティージャ』は、このラス・ティナダスで生まれる。澱とともに4カ月、5000リットルの甕(アンフォラ)で熟成し、4カ月ステンレスタンクで熟成させる、ワイナリー最高品質のワインだ。ワイン評論家のジャンシス・ロビンソンさんは「未来のカルトワイン」「今まで味わったなかで最高のアイレン」と評価している。

 フレッシュなブドウの香りとミネラル感、みずみずしくたっぷりとした味わいのアイレン。ワインが生まれるラス・ディナダスを想像しながら味わいたい。

画像: ラ・マンチャ最高級のアイレン

『ラス・ティナダス・アイレン・デ・ピエ・フランコ VTカスティージャ 2018年』
品種:アイレン100%
価格:2500円
現在完売。次回入荷は2021年1月の予定

問い合わせ先:㈱アルカン TEL.03-3664-6591

This article is a sponsored article by
''.