著者は、ワイン&フード ジャーナリストの安齋喜美子さん。長年、本誌『ワイン王国』を始め、一般誌等で世界中のワインを取材し、試飲をしてきた著者が日々、楽しんでいるのは家で飲む手ごろなワインだという。
普段のごはんにワインを合わせて、絶妙な相性を発見し心躍ることもあるそう。「家飲み」は、1本のワインで自分自身がプロデュースできる幸せの時間。何を飲んでも、何と合わせても自由というのが著者の考えだ。
内容はワインの味わいスタイル、ラベルやボトルについて、品種の特徴など基礎知識から、3000円以下の手に取りやすい家飲みにお勧めのワインなどが盛りだくさん。また著者の家飲みスタイルの紹介も。
これからワインを知りたい人にうってつけ。これを読めば、ベテランの家飲み術を参考にしながら、自分だけの家飲みスタイルが発見できそうだ。
『ワイン迷子のための家飲みガイド』
著者/安齋喜美子
集英社
1,760円(税込)