非営利生産者団体ナパヴァレー・ヴィントナーズ(NVV)は、(一社)日本ソムリエ協会(JSA)の協力のもと「第2回 NAPA VALLEY WINE EXPERT認定プログラム」を実施した。2月20日の最終試験の結果「NAPA VALLEY WINE BEST EDUCATOR 2023」にはアンディ松原氏(ワインブロガー、アカデミー・デュ・ヴァン講師)が、「NAPA VALLEY WINE BEST SOMMELIER AMBASSADOR 2023」には山田琢馬氏(パレスホテル東京)が選ばれた。この2名は今後2年間、NVVの教育および普及活動に携わる。

画像: 「BEST SOMMELIER AMBASSADOR 2023」に選ばれた山田琢馬氏(前列左から3人目) 、「BEST EDUCATOR 2023」に選ばれたアンディ松原氏(同4人目)。後列左から2人目が一次試験最高得点者の日原靖之氏

「BEST SOMMELIER AMBASSADOR 2023」に選ばれた山田琢馬氏(前列左から3人目) 、「BEST EDUCATOR 2023」に選ばれたアンディ松原氏(同4人目)。後列左から2人目が一次試験最高得点者の日原靖之氏

本年1月11日に実施したオンライン一次試験で優秀な成績を収めたワイン講師4名とソムリエ5名が最終試験に進み、2月20日に会場に集結して競い合った結果、各カテゴリーで最も優秀だった1名ずつが選ばれた。松原氏は「情報を発信したいと思った時、ブログは誰でも始められるツールですが、私はカリフォルニア・ワインのファンを増やしたい一心でブログを20年以上継続してきました。その努力が実りました」と感無量の様子で語った。山田氏は、人生で初めて口にしたワインが『オーパス・ワン』で、魅了されたという。「プロへはもちろん、これからワインを知る人にもナパを訴求していきたい」と抱負を語った。

一次試験の最高得点獲得者として表彰された日原靖之氏(ワイン検定講師)は3年の米国赴任経験を経て、このコミュニティを継続させていきたいと述べた。

山田氏はさらに「ベストペアリング賞」にも選ばれた。この賞は、定められたワインに合わせて挑戦者がカナッペを作り、その中から審査員が3品を選定。それを来場者全員が実食して投票するというユニークなもの。NVV代表の小枝絵麻さんは「サステイナブル(持続可能な産業など)をテーマにしました。与えられた食材を使い、お客さんの好みに近付けるようなクリエティビティのあるサービスがこれから重要になってきます」と講評した。

画像: 山田氏が作った「ヴィーガンカナッペ」(中央)

山田氏が作った「ヴィーガンカナッペ」(中央)

NVVマネージングディレクターの若下静さんは「試験では楽しい要素を取り入れています。ナパへの熱い思いを持つ人と触れられるのが、この上ない喜び。この試験だけで終わらず、横の繋がりを作っていってほしい」と今後の展望を述べた。

今後の活動内容については、NVV日本語ウェブサイト(https://napawine.jp/)やSNS、配信メール等で案内される。

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問い合わせ先:ナパヴァレー・ヴィントナーズ・ジャパン(NVV) Japan@napavintners.com

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