ワイン醸造とは切っても切れない関係にある“亜硫酸”。長い間生産者たちは、酸化防止と殺菌に対する高い効果を享受する一方で、鼻をつく刺激臭を放つこの化学物質を使いたくないというジレンマに悩まされてきた。近年では健康志向の高まりから、欧州を中心に亜硫酸使用の是非について議論されるようになっている。

本書では、亜硫酸添加の歴史や形態を明らかにしながら、健全なワイン造りのためのさまざまなアイデアを交え、亜硫酸を使わない醸造法を具体的に解説。これからの時代のワイン造りに欠かせない1冊だ。

画像: 『亜硫酸を使わないすばらしいワイン造り』〜WK Library お勧めブックガイド〜

亜硫酸を使わないすばらしいワイン造り

著者/アルノ・イメレ 訳/榎本登貴男
創森社
本体価格/4180円(税込)

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