「シャトー・メルシャン」で6代目ゼネラルマネジャーを務めた著者が、ワイン造りの原点であるブドウ栽培、ブドウとワインの関係について、科学的視点に基づき語り尽くす。
第1部では、フランス・ボルドー地方の「シャトー・レイソン」駐在で得た知見をもとに、ブドウ樹の剪定から醸造まで、ワイン造りにおけるさまざまな作業の目的や意味を解説。
第2部は長野県上田市「椀子(まりこ)ヴィンヤード」を育て上げた15年間の経験と、日本のブドウ栽培についての考察を通して、未来を担う次世代にメッセージを贈る。
ヴィニュロンの流儀
イカロス出版
著者/齋藤浩
本体価格/2640円(税込)