ビール＋木樽で神秘的な味わいに
バレルエイジドビールへの挑戦

2020-02-17

バーレイワインビール王国クラフトビールバレルエイジ木樽ヤッホーブルーイングニュース

　「よなよなエール」などで知られるクラフトビールブルワリーの「株式会社ヤッホーブルーイング」から、ウイスキー造りに使用した木樽で熟成させる『バレルエイジドビール』が2月25日（火）に公式通販サイト「よなよなの里」で数量限定で発売される。

　バレルエイジは、木樽で熟成することによってビールの醸造だけでは実現できないフレーバーを持たせることが可能となる。
　木樽が何のお酒を詰めていたのか、木の種類や状態はどうか、どのくらいの期間熟成させるのか、詰めるビールは何か、といったさまざまなファクターが絡み合うことで、複雑な味わいをビールにもたらす。醸造所や製品によって味わいが全く異なるのがユニークだ。

　同社では2013年からバレルエイジドビールへの取り組みを続けている。

ビールに木樽のキャラクターを与える

　今回の『バレルフカミダスバーレイワイン B-52』は、「大麦のワイン」とも言われるハイアルコールビール「バーレイワイン」を原酒にしている。これをモルトウイスキーとヘビーグレーンウイスキーの製造に使用された木樽でそれぞれ約3ヶ月熟成させ、2つをブレンド。バーレイワイン由来のアメリカンチェリーのような香りを基調としながらも、それぞれの木樽がもたらすカカオのような甘い香りや燻された木のような香りが重層的に広がる仕上がりとなった。

　チョコレートやレーズンバター、チーズなどとペアリングさせるとよりいっそう深い味わいを楽しめそうだ。