ほのかな酸味が心地よい「フラワーセッション」

1月初頭にリリースされた「フラワーセッション」は、ホップと上品で華やかな香りが特徴だ。そして、このビールの個性を際立たせているのが、茨城県石岡市産のハイビスカスローゼルによる、爽やかな酸味である。その酸味をともなった軽やかな飲み口が大きな特徴といえよう。

フラワリーな香りと口の中に心地よく広がる酸味──。両者がこの「フラワーセッション」の特徴であることは間違いないけれど、戻り香の立ち居振る舞いやモルトの旨味を感じさせるボディ感は紛うことなく、常陸野ネストビールである。換言すれば、どんなビアスタイルのビールであっても、ビールとしてのバランスがけっして崩れることがない。それが、常陸野ネストビールのアイデンティティかもしれないが──。

 いずれにしても、期間限定の販売となるので、ECサイト、ボトルショップ等で早めにゲットしていただきたい。

画像: 液色はきれいなローズ色

液色はきれいなローズ色

画像: クリーミーな泡も、お楽しみいただきたい

クリーミーな泡も、お楽しみいただきたい

ウイスキー樽で熟成させた「さくらスタウト」

画像: ウイスキー樽で熟成させた「さくらスタウト」

そしてもう1本、ウイスキーをも手がける木内酒造ならではビールが「さくらスタウト」もご紹介しよう。

昨秋リリースされた日の丸ウイスキーのフラッグシップであるシングルカスクの「日の丸ウイスキー さくらカスク」を熟成させた国産のさくら樽を使って寝かせたスタウトである。

「弊社のウイスキーのフラッグシップで使用していることと、桜は、日本を代表する花木なので『日本を感じるビールを造りたい』というネストビールのブランドコンセプトにも合致していますので、今回はさくら樽を選びました」とは、醸造氏の宮田輝彦さん。

こちらは、米国最大手のホップサプライヤー、ヤキマチーフとのコラボレーションによる。ヤキマ社からホップを提供されたブルワリーが、そのホップの特徴をもっとも活かしたビール(ビアスタイル)に仕上げるという「Farm to Pint Collaboration」プロジェクトの一環として行われたもの。ヤキマチーフ社から木内酒造に提供されたホップは、アメリカンクラフトには無くてはならない品種であるアーテナムホップ。果たしてその仕上がりは──。

さくら樽の穏やかなウッディー香りとアーテナムホップならではの爽快なアロマが加わり、さらにはシングルカスクならではの、ノーブルなウイスキーの香りもそこはかと漂っている。これまでのスタウトとは、まさに一線を画するテイストだ。ぜひ、ご自身でお確かめいただきたい。

常陸野ネストビール(木内酒造)オンラインショップ
https://kiuchi.shop/index.html

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