2020年6月にフランス・ボルドーで開催された国際ワインコンクール「シタデル・デュ・ヴァン 2020」にて、『シャトー・メルシャン 椀子シャルドネ 2018年』が金賞を受賞した。金賞受賞は日本ワインで唯一。また2015年から6年連続での金賞を受賞する快挙となった。

「シタデル・デュ・ヴァン」は「OIV(国際ブドウ・ワイン機構)」の後援のもと、1992年にフランス・ボルドーで創設されたコンクール。OIVが推薦するエノログ(ワイン醸造技術管理士)をはじめ専門家が審査を行う。金賞、銀賞、国別の特別賞などが選出される。

『シャトー・メルシャン 椀子シャルドネ 2018年』

 長野県上田市丸子地区の陣馬大地にある自社管理畑「椀子ヴィンヤード」のシャルドネを使用。パイナップルやレモンなどの果実のニュアンスとミネラル感がバランスよく調和したワイン。

 2018年は開花~結実までの期間が短く、8月は猛暑となり高温で乾燥した気候が続いた。9月の収穫期が近づくにつれて夜温が低下する日が単発的にあり、糖度、色付きともに良好なシャルドネが収穫できた。

シャトー・メルシャン「椀子ヴィンヤード」

画像: シャトー・メルシャン「椀子ヴィンヤード」

「椀子ヴィンヤード」は、「シャトー・メルシャン」が2003年に長野県上田市に開園した自社管理畑。メルロ、シャルドネ、シラー、ソーヴィニヨン・ブランなど8品種を垣根式で栽培している。
 19年にはヴィンヤードの丘の上に、栽培からワイン醸造まですべてを見学できる「シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー」を開設した。
※現在は営業を一時中止している。

問い合わせ先:メルシャン㈱ (フリーダイヤル)0120-676-757

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