殖産興業の追い風を受け、明治新政府が、ブドウ栽培に力を入れていたころ。山梨からワインの本場フランスに派遣され、帰国後に醸造を実現した人たちがいた。また、ブドウの栽培・醸造から葡萄酒愛飲運動までに力を注いだ高野積成。甘味葡萄酒で一世を風靡した宮崎光太郎や神谷傳兵衛。ワイン用ブドウの品種開発などに生涯を捧げた川上善兵衛など。ブドウの栽培・醸造の道を切り拓いてきたパイオニアに焦点をあて、日本のワイン造りの軌跡を辿る。日本ワインの原点に触れてみてはいかがだろう。

画像: 『日本ワインの夜明け ―葡萄酒造りを拓くー』〜WK Library お勧めブックガイド〜

『日本ワインの夜明け ―葡萄酒造りを拓くー』

著/仲田道弘
創森社
本体価格 2,200円+税

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