日本で最も栽培されている赤ワイン用ブドウ「マスカット・ベーリーA」。そのワインをもっと知り、楽しむために書かれた一冊。
マスカット・ベーリーAは、新潟県「岩の原葡萄園」で、川上善兵衛氏が1927年に交雑して生み出した日本固有の品種。現在、山梨・長野・山形などで広く栽培され、そこから生まれるワインも多彩。
本書ではこの品種の歴史、特徴、MBAに力を入れるワイナリー紹介、ソムリエから見たポテンシャル、ワインのタイプ別に料理とのペアリングを提案。栽培と科学からのアプローチなど多角的に紹介している。
『もっとMBA』
著者/石井もと子、他
山梨日日新聞社
1,997円(税込)