(株)日本総合園芸から、フランスの銘醸地・ローヌ地方で名を馳せた自然派ワインの醸造家・大岡弘武氏が、亜硫酸を一切使用せずに有機栽培の柑橘を用いて生み出した新感覚の果実酒を発売する。発売日は2022年3月1日(火)。
日本総合園芸では、「作り手」「お客様」「日本総合園芸」そして「自然」の“四方良し”の事業を追求しており、花など園芸用品全般を幅広く販売するとともに、卓越した技術を持つ作り手のサポートにも取り組んでいる。
近年、とりわけ力を注いでいるのが、厳しい環境に置かれている柑橘農家。売れ残る柑橘を商品化することで農家の収入増を後押ししたいと、付加価値が高く賞味期限に左右されないお酒を作ることを決意。
醸造を依頼したのは、自然派ワインづくりで第一人者としての地位を確立した大岡弘武氏。大岡氏は、フランス・ローヌ地方で最大手のドメーヌ「ギガル社」で長く活躍。現在は帰国し岡山県で暮らしており、パートナーシップを結ぶこととなった。
大岡氏が今回用いた柑橘は、有機農法で栽培された「温州みかん」。果汁と、外皮に付着する酵母を利用して丁寧に醸造された。果実酒は通常、酸化防止剤(亜硫酸)を品質維持のために使用するケースがほとんどだが、本商品では一切不使用とのこと。自然派志向が高まる現代にふさわしい、世界的にも珍しい果実酒が誕生した。
日常生活に上質なエッセンスを取り入れたい、特別な日を美味しいお酒でお祝いしたい、などのシーンにピッタリとのこと。特に、食前酒として最適だ。
同社が柑橘を選んだ理由の1つに、葡萄と柑橘では果実酒の仕込み作業の繁忙期が異なる点がある。柑橘をお酒づくりに活用することで、柑橘農家はもちろん、葡萄を用いるワイン醸造家は新たな収入源を得ることが可能となる。
商品名:「然ながら みかん」
販売価格:2,750円(税込)予定
容量:500ml
度数:7%