多様性が魅力のイタリアは、料理の味わいだけでなく「隣町に行けば言葉もパスタも変わる――」。地域ごとの風土や歴史に根ざした食材、伝統的な調理方法が受け継がれているのだ。

著者はイタリアの北から南、島々までを巡り〝ポベラッチャ(貧乏食)〟の知恵を足と舌で探る。またアグリツーリズムや有機農業、スローフード運動など、地域再生のソーシャル・イノベーションにも注目。

人口減少が進む日本の地方にとっても有益なヒントが満載だ。写真も多数掲載。

画像: 『イタリア食紀行 南北1200キロの農山漁村と郷土料理』〜WKLibraryお勧めブックガイド〜

イタリア食紀行
南北1200キロの農山漁村と郷土料理

著者/大石尚子
中公新書
本体価格/1210円(税込)

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