大阪梅田の北部、中津エリアに2020年初秋「クラフトビールづくりを通じた新たなコミュニケーション」をテーマにした「Nakatsu brewery(中津ブルワリー)」がオープンする。

運営するのは、街づくりにおけるプロジェクトマネジメントや各種コンサルティングを手掛ける「株式会社NI-WA」。ブルワリーの場所は、大阪梅田に隣接するエリア、中津にある築55年の西田ビルの地下駐車場。通常販売ではなく、200Lからのオリジナルビールの受託醸造をメインとして、ビールづくりを通じて仲間の輪を広げ、地域コミュニティの活性化の一助になることを目指している。

画像: ▲建設中のNakatsu brewery入口。手前は「ハイパー縁側」と呼ばれるコミュニティ広場

▲建設中のNakatsu brewery入口。手前は「ハイパー縁側」と呼ばれるコミュニティ広場

ビル屋上や自宅でホップ栽培。収穫したホップを集めて地域住民で醸造

Nakatsu breweryが目指すのは、単に飲み物としてのビール製造ではなく、人と人との絆を深めるコミュニケーションツールとしてのビールづくり。オリジナルのクラフトビール醸造を通じて、仲間たちとの協働、感動の共有といった「共感体験」を得られるマイクロブルワリーを予定している。

ビールの企画やレシピ考案から製造までを一緒に体験できるほか、ビルの屋上や街中、近郊の畑などでホップを地域住民で栽培・収穫するところから取り組むプロジェクトも実施。オンラインで生育状況を共有したり、プロから栽培方法の指導を受けたりして、離れていても仲間と共に育て、共に学ぶつながりを重視している。

画像: ▲ブルワリー予定地前「ハイパー縁側」でのイベントの様子

▲ブルワリー予定地前「ハイパー縁側」でのイベントの様子

8月29日(土)は、オープニングイベントとして入場無料でビールを振る舞い、中津ブルワリーの作業の公開や、ゲストとのトークセッションを開催する(詳細は下記Facebookページをチェック)。

画像: ◀Nakatsu brewery ブルワー鈴木 悟氏

◀Nakatsu brewery ブルワー鈴木 悟氏

【Nakatsu brewery ブルワー・鈴木 悟氏】
「私が初めてクラフトビールを飲んだのは2014年ごろ。当時は恥ずかしながら銘柄やスタイルもチンプンカンプンでしたが、100種類を超えるビアスタイル、訪れるブルワリーの皆さんのオープンマインドな人柄、その場に集う面白いお客さん。そこにはワクワクする雰囲気があり、次第に惹かれていきました。大勢の方々とホップを街なかや郊外で育て、収穫の喜びを分かち合う乾杯を重ねる度に、徐々に共感・賛同して下さる方が増え、 中津ブルワリー開設に至りました。まだまだ未熟者ではありますが、美味しいクラフトビール造りを通じて、皆さんと世の中に明るい話題を提供していきたいと思います」

【ブルワリー概要】
Nakatsu brewery(中津ブルワリー)
オープン:2020年初秋予定
住所:大阪市北区中津3丁目10-4 西田ビルB1F
営業時間:不定期。各種SNSの投稿をご確認ください。
※ODM醸造がメインとなりますので、常時販売は行っておりません。
提供内容:ODM brewing(オリジナルクラフトビール受託醸造)・販売
※企画、レシピづくり、醸造価格はお問い合わせください。
※醸造量は200ℓより承ります。(330mlビン換算で約600本)

Instagram:https://www.instagram.com/nakatsubrewery/
facebook:https://www.facebook.com/nakatsubrewery
HP:https://nakatsu-brewery.com/

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