アーネスト&ジュリオ・ガロ兄弟により1933年に設立された「E.&J.ガロ ワイナリー」は、世界最大規模の家族経営のワイナリーとして知らている。

 100以上のブランドの中で、今回は同社のニコラス・パリスMWが、クオリティブランド三つを紹介するディナーイベントを開催した。料理は会場となった「ビストロ・バーン・ヤード」のフルコースで、これに三ワイナリーのワインをペアリングさせ、パリスMWがそれぞれ解説した。

 アミューズ「フェンネルの鉢植え仕立て、味噌とサワークリームのディップ添え」には『ウイリアム・ヒル・エステート・ワイナリー“ナパ・ヴァレー・シャルドネ”2016年』をチョイス。「E.&J.ガロ ワイナリーは北から南まで畑を所有し、多様性が強み。このウィリアム・ヒル・エステート・ワイナリーはナパ・ヴァレーの南東部シルベラード・トレイルに位置しています。このシャルドネは非常にリッチな味わい。クリーミーでサワークリームの酸と合う」とパリスMW。

 「鴨の冷静スモーク、ドライフルーツ添え」には『マクマレー・エステート・ヴィンヤード・”ロシアン・リヴァー・ヴァレー・ピノ・ノワール2016年“』を合わせた。

「ロシアン・リヴァー・ヴァレーは冷涼な場所。これはマクマレー・ランチを中心にAVA内の4カ所の畑のブドウを使用。カリフォルニアのピノ・ノワールとしてはナンバー1といえる。スライスされ、スモークの風味の鴨との相性はフレンチオーク樽由来のヴァニラ香と相まって最高の組み合わせです」。

 「穴子のスパイス煮」には『オリン・スウィフト“アブストラクト2017年”』(グルナッシュ、プティ・シラー、シラー)をチョイス。「オリン・スウィフト・セラーの創設者デイヴィット・スウィフトはワインメーキングの天才。ラベルも特徴的です。このワインはラベルのコラージュのようにブドウをブレンドし、とてもスムーズで継ぎ目のない味に仕上げています。穴子のソースのスパイス、シナモン、クローヴや甘味などが、熟したシラー由来のスパイス感と素晴らしいマリアージュとなっています」と語った。

 このほかにも3ワイナリー別のアイテムと料理とのマリアージュをパリスMWの解説とともに楽しんだ。E.&J.ガロ ワイナリーのプレミアムブランドの一端を知るディナーであった。

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