![画像: (左)『ArtLabel2017』限定商品 『ドメーヌ・ヒデ ソール』](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783513/rc/2020/03/31/218be247abae8eaa06a9c3d5c027527bf6761ec0_xlarge.jpg)
(左)『ArtLabel2017』限定商品
『ドメーヌ・ヒデ ソール』
『ワイン王国』本誌の校了を目前に控え、美味しいワインで小休止。ワイン王国113号(2019年10月4日号)でも現地取材した山梨県南アルプス市にある「ドメーヌ・ヒデ」の『ドメーヌ・ヒデ ソール 2017年』と『ArtLabel 2017年』をいただきました。
ドメーヌ・ヒデは、多彩な経歴を持つオーナーの渋谷英雄氏が、50代でワイン造りへの挑戦を開始したという気鋭のワイナリー。『ミズナラロゼ・ジャポネ2018年』はG20大阪サミットで振舞われるなど、注目が集まっています。
ソールはメルロ29パーセント、カベルネ・ソーヴィニヨン71パーセント。軽やかなタンニンと赤い果実がチャーミングに香る赤ワイン。アートラベルは、アーティストである田中岳舟氏が描いたという印象的なラベルが目を引きます。マスカット・ベーリーAが主体で、ブラックベリーなどの黒系果実とスパイシーな香りと心地いい酸味が特徴です。
この2本のワインとの相性を試してみたのは、ワインのお供の代表格、「生ハム」。ワイン王国築地オフィスの程近くにある「Cocole」で生ハムをテイクアウトしました。こちらのお店はなんと、美容室なんです。オーナーが生ハムに魅せられ、お店の一部で販売を開始したそう。
「生ハムは切った瞬間から酸化してしまうので、切りたてが一番美味しいんですよ」とオーナーの言葉の通り、店内で生ハムをスライスしてくれます。切りたての生ハムは、フレッシュで本当に美味しい!薄くスライスしているので、口当たりも軽やか。
![画像: cocole 東京都中央区築地2-10-1-1F 03-6875-8600 11:00〜21:00 定休日 : 木曜日](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783513/rc/2020/04/03/04fa1f99b9d73c9ece3d64fb18cf15f804c0c45f.jpg)
cocole
東京都中央区築地2-10-1-1F
03-6875-8600
11:00〜21:00
定休日 : 木曜日
![画像: 店内ショーケースには食べごろのハムが並ぶ。ハムはその場でスライスしてくれる。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783513/rc/2020/04/03/6feb57080b63edccec72e5d32d7c19a28a24dd34.jpg)
店内ショーケースには食べごろのハムが並ぶ。ハムはその場でスライスしてくれる。
用意したのはこちらの4種類。
■プロシュット・ディ・パルマ(24カ月熟成)
世界三大ハムの一つ。適度な脂分と塩味で、しっとりした食感
■サラメ・タルトゥーフォ
黒トリュフを刻んで入れた、香り強く濃厚な味わい
■サラメ・フィノッキオーナ
フェンネルの種入りのサラミ。ハーブのさわやかさとスパイシーさが特徴
■グアンチャーレ
豚のほほ肉を塩漬けにして2~3週間寝かせたもの。脂の甘さを堪能できる
![画像: ワイン王国編集部の「試してみました!」~切りたて生ハム編~](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783513/rc/2020/03/31/5296dbcf3d7e67626392d381f4735c3aff09ee4b_xlarge.jpg)
これらのハムを、早速ワインと一緒にいただきます!
ソールとサラメ・タルトゥーフォは一緒にいただくことで、ワインの酸味が柔らかに。
またグアンチャーレは、アートラベルが持つ果実の甘やかさをより引き立てました。
サラメ・フィノッキオーナのスパイシーな味わいは、ワインの持つ若干のスパイス感とよくマッチ。プロシュットは、なぜかワインの樽の風味が際立ってしまったのが意外でした。プロシュットが生産されるイタリアは言うまでもなくワイン大国なので、ワインに合うのは間違いないと思うのですが、きっと産地や品種にもよっても合うものも違ってくるのでしょうね。
生ハムとワインは王道の組み合わせですが、生ハムには種類もたくさんあるので、いろいろなワインと合わせてみると、ベストな組み合わせが見付かりそう。ぜひ試してみてください。