新時代の幕開けを象徴する、2024年「第164回オスピス・ド・ボーヌ競売会」
フランス、ブルゴーニュ地方のボーヌで、11月17日、164回を数える歴史的なワインオークション「ヴァント・デ・ヴァン・デ・オスピス・ド・ボーヌ」が開催された。今年はオスピス・ド・ボーヌのワインが完全にオーガニックの認証を得た最初の年となり、オスピス・ド・ボーヌのワインの新時代の幕開けを象徴する競売会となった。今年の競売は天候不良で生産量が大幅に減少したため、出品数が前年の768樽から439.5樽へと減少。しかし総落札額は1,394万4,200ユーロ(約22億3,107万円)と、歴代4位の好成績を記録した。
内訳を見ると、白ワインが620万ユーロ、赤ワインが770万9,000ユーロ、スピリ...