雪と海と、美味に会いに。冬の北陸へ
「~湾に抱かれた若狭がはぐくむ酒と食~」(福井県嶺南エリア)
福井県の南部、若狭湾を抱く嶺南エリアは、古くから都とつながる「御食国」として豊かな食文化をはぐくんできた地域。清らかな水がはぐくむ海の幸・山の幸、寺社や宿場町に残る歴史情緒、里山と入り江が織りなす多彩な風景が魅力である。穏やかな海沿いのドライブから、伝統工芸や食体験まで、奥深い旅が楽しめる。
「三宅彦右衛門酒造」
三方五湖(みかたごこ)の一つ、 久々子(くぐし)湖畔に広がる早瀬の集落で300年以上酒を造り続ける。
「海が近くて土地が狭く、田んぼは1枚もない。米が取れないのに酒を造ったのは御神酒が必要だっ
たから」と12代目蔵元の三宅範彦氏。
海に面した久々子湖畔の集落は北前船の船頭を数多...