アレッシオ・プラネタ氏が探るエトナ山と富士山のテロワール〜活火山がもたらすワイン文化
シチリアワインのトップランナーとして世界で支持される「プラネタ」。CEO 兼醸造責任者のアレッシオ・プラネタ氏はシチリアの活火山、エトナ山と共通点を持つ富士山にかねてより関心を持っていたという。このほど、富士山の麓でワイン造りを行う「富士山ワイナリー」を訪問し、そのテロワールに触れた。
1985年の創業以来、シチリアワインをけん引してきた「プラネタ」。メンフィ、ヴィットリア、ノート、エトナ、カーポ・ミラッツォの5カ所にワイナリーを所有し、シチリア島の多彩なテロワールを表現している。なかでも島の東部に位置するエトナはヨーロッパで最も活発な火山があり、土壌は火山性、畑は山岳地に広がっている。...