NZ「フォリウム・ヴィンヤード」が貫くヴィンテージファースト
ニュージーランドワイン試飲・商談会2024に併せて来日した「フォリウム・ヴィンヤード」の栽培兼醸造家 岡田岳樹氏が、8アイテムの試飲を交えながら最新ヴィンテージの特徴やこだわりのワイン造りについて語った。
2003年にニュージーランドへ渡り、昨年20年という節目を迎えた岡田岳樹氏。南島マールボロ地方の「フォリウム・ヴィンヤード」(以下フォリウム)とは2010年の創設当初から関わり、現在は栽培と醸造のすべてを取り仕切っている。要の品種はソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワールだが、2021年からシャルドネにも着手した。
マールボロのソーヴィニヨン・ブランの特徴
岡田氏はマールボロについて「こ...