創立60周年の佳節を迎えた日本リカー
1963年、江商と協和発酵が合弁で立ち上げた「日本リカー株式会社」。社名は、輸入洋酒の卸販売における“日本一”を祈願したネーミングである。74年にブルゴーニュの銘醸「ルイ・ジャド」と代理店契約を締結し、99年には卸問屋からワインインポーターに完全にシフト。2000年ルイ・ジャド、16年「EPIグループ」*の資本参加は、日本リカーにとって大きな強みになった。創立60年という節目を迎えた今、同社は日本有数のファインワインの輸入元として確たる存在感を示している。
*シャンパーニュの「パイパー・エドシック」や「シャルル・エドシック」、トスカーナの「ビオンディ・サンティ」などを擁するホールディング...