イギリスの「ウィリアム・リード・ビジネス・メディア」が主催する「ワールド ベスト ヴィンヤード 2020」において、「シャトー・メルシャン」の「椀子ヴィンヤード」(長野県上田市)が、日本で初めて「世界で最も優れているブドウ畑 トップ50」に選ばれた。

世界で活躍する審査員が選ぶ「ワールド ベスト ヴィンヤード」トップ50

「ウィリアム・リード・ビジネス・メディア」は「世界のベストレストラン」なども主催する、イギリスのメディア&マーケティング企業。
 2019年から「ワールド ベスト ヴィンヤード」を開催し「世界で最も優れているブドウ畑 トップ50」を選出している。

 審査は「ワールド ベスト ヴィンヤード」のアカデミーに所属する、世界各国500人以上のソムリエやワイン専門家などが「ツアー内容、雰囲気、料理、スタッフ、景色、評判、アクセスの良さ」など多岐にわたる基準をチェックし、各人が七つのブドウ畑を推薦する。ノミネートされたブドウ畑の中から、上位50位が選ばれる。

 このアワードはワイン産地の多様性を伝えることや、ワインツーリズムの知名度を高めることを目指しており、2020年のトップ50の中には17の産地が含まれている。

日本初のアワード進出!アジアのトップに君臨

 「椀子ヴィンヤード」はこのアワードの2020年で30位に選ばれ、日本初のアワード進出の快挙となった。また「ザ・ベスト ヴィンヤード・イン・アジア」にも選出された。

画像: 椀子ワイナリー

椀子ワイナリー

オンラインツアーで「椀子ワイナリー」をバーチャル体験

「椀子ヴィンヤード」は2003年に長野県上田市に開園した、29ヘクタールの自社管理畑。メルロ、シャルドネ、シラーなど8品種を垣根式で栽培している。19年にはヴィンヤードの小高い丘の上に、ブドウ栽培からワイン醸造まですべてを見学できる「シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー」を開設し、ワイナリーツアーをスタートした。
 現在は営業を一時中止しているが、「シャトー・メルシャン」の畑をオンラインで体験できる「バーチャルヴィンヤードツアー」を期間限定で実施している。

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「椀子ヴィンヤード」のバーチャルツアーは8月8日(土)11:00~。ワイナリー長の小林弘憲氏が案内役を務める。

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