気付けばもう4月も半ば。よく晴れた春の1日には、「缶ワイン」でアウトドアを楽しみたい!
ワインディレクターの田邉公一氏ナビゲートのもと、アウトドアにぴったりな缶ワインを紹介します。
缶ワインを持って出掛けよう!
田邉公一氏 Kouichi TANABE
ワインディレクター。レストランやワインショップのワイン、飲料の監修を手掛ける。ワインスクール「レコール・デュ・ヴァン」講師。第6 回「キュヴェ・ルイーズ ポメリーソムリエコンテスト」優勝。映画『シグナチャー』にソムリエ役として出演
缶ワインのパイオニアが造る
フレッシュなスパークリング
「バロークス」が缶の内側をコーティングする技術を開発したことによって、世界の缶ワインのクオリティーは格段に高くなった。そのパイオニアが手掛ける缶入りのスパークリングワインは、マスター・オブ・ワイン(*)のピーター・スカダモア・スミス氏が監修。高く安定した品質が評価され、今や世界中で愛飲されている。
「やさしい味わいで洋食にも和食にも合うので、日本の食卓に馴染みやすい」と田邉氏は言う。
* ロンドンのマスターズ・オブ・ワイン協会が開催するワインの資格呼称試験に合格した人に与えられる称号。ワイン業界において最も権威のある国際的タイトル
白は、シャルドネとセミヨンというオーストラリアらしいブレンド。缶のままでも、グラスに注いでも心地いい泡が楽しめる。
「新緑のようなさわやかな香りはまさにラベルのイメージそのもので、芝生や野原でのピクニックにうってつけ。アスパラガスのサラダや、山菜を使った和食、パクチーを使うエスニック料理に合いそう。意外なところでは、塩昆布とキャベツの和え物やエダマメにも。守備範囲が広いワインです」
バロークス スパークリング ロゼ NV
Barokes Bubbly Wine Rose
シラーズ100パーセントのロゼは、品種の個性がきれいに表現されている。柑橘類のほのかな苦味やドライフルーツの風味があり、ピンクペッパーのスパイシーな印象も。シラーズはラムと合わせるのが定番なので、ジンギスカンとは相性抜群。牛ステーキなら、オレガノやタイムといったドライハーブで風味を付けるとより馴染むという。
「焼き鳥やフライドチキンにも合うので、屋台やコンビニで買って、バロークスを片手に夕涼みなども楽しいですね!」
バロークス スパークリング 白
Barokes Bubbly Wine White
生産者:バロークス
生産地:オーストラリア/南オーストラリア州
「バロークス」が缶の内側をコーティングする特殊な技術「VINSAFE(ヴィンセーフ)」を世界で初めて開発したことで、アルコール度数の高いプレミアムワインを缶で安定して提供できるようになった。オーストラリアの優良ワイナリーと契約し、幅広い層に愛されるワインを製造している。
問い合わせ先:日本酒類販売㈱
TEL.0120-866-023
『ワイン王国 134号』掲載
特集 春の風に誘われて 週末に出かけたい日本ワイン旅
2023年4月5日 発売
ワインツーリズムに力を入れるワイナリー、地域初進出のワイナリーなどを訪ねました。さらに、地元のワインがいただける宿やレストラン、カフェなどもチェック。ご紹介するワイン産地は「北海道」「新潟」「長野」「山梨」「東京」「神奈川」です。
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