現代のライフスタイルに寄り添うノンアルコール・スパークリングの「フレンチ・ブルーム」。
2019年、マギー・フレールジャン・テタンジェさんとコンスタンス・ジャブロンスキーさんの2人の女性が創始した。
きっかけは19年、マギーさんが妊娠し、アルコールを摂取できなくなったことによる。
「アルコールが飲めないことで家族・友人と過ごす時間、食事を皆と一緒に楽しむことができなくなりました」と話す。
友人のコンスタンスさんはトップモデルとして活躍。ヘルシーライフを追求することに努めていた。
そんな2人が「皆で同じテーブルを囲み、同じ時間を共有できる、美味しい飲み物を造ろう」と意気投合した。
商品開発にはマギーさんの夫でシャンパーニュやコニャック造りの経験と知識を持つロドルフ・フレールジャン・テタンジェ氏が尽力。長年シャンパーニュメゾン「クリュッグ」の醸造責任者として活躍したカール・エリーヌ氏もチームに加わり、4年の年月をかけて洗練された味わいを実現した。
開発には大変な苦労があったとロドルフ氏は語る。
「通常のワイン造りの工程を一度すべて崩し、再構築することからスタートしました」
実験としてシャンパーニュやブルゴーニュ、ボルドーなどの銘酒のアルコールを抜いたものを準備し試飲したところ「世界一美味しいワインなのに、アルコールを抜くとまったく別物になり美味しくなくなった」と話す。
そこで、ベースとなるワインは「アルコールを抜いても美味しくなるもの」を探求。風味豊かなラングドック地方のブドウに辿り着いた。
またマギーさんとコンスタンスさんの強い意向により「オーガニック」「二酸化硫黄無添加」「糖分はできるだけ少なく」「ビーガン」にこだわった。
こうして誕生した商品は、現代の志向に合う、誰もが美味しく楽しめるドリンクとなった。
誕生した『ル・ブラン』と『ル・ロゼ』は2022年と23年、「ワールド・スパークリング・ワインズ・アワーズ」で「ザ・ワールズ・ベスト・アルコールフリー」に選ばれ、さらに23年の「アメリカ・ワイン・アワーズ」で金メダルを獲得。現在は32カ国で展開し、世界のアラン・デュカスのレストラン、フランス・パラスホテルの「シュヴァル・ブラン」や「フォー・シーズンズ・ジョルジュ・サンク」から老舗百貨店「ボン・マルシェ」の食品館、ロンドンでは「ザ・サヴォイ」など、アメリカではニューヨークの「ザ・カーライル」などで愛飲されている。
『ル・ブラン』
シャルドネのさわやかさと洋ナシなどトロピカルな香りが広がる。白い花の香りがエレガント。ビーガン、オーガニック、ハラール認定。
価格:6372円(税込)<750ml>
『ル・ロゼ』
ミネラル感や深みのあるロゼ。バラの花やサクランボ、白桃の繊細な香り。バランスの良い酸味が食事との相性を生む。ビーガン、オーガニック、ハラール認定。
価格:6372円(税込)<750ml>
『ラ・キュヴェ・ヴィンテージ 2022』
さらに、今年6月下旬には特別なキュヴェ『ラ・キュヴェ・ヴィンテージ 2022』がリリースされる。
原料となるワインを樽熟成させ「シャンパーニュの古酒」の風味を実現した。深いゴールドの色調、ナッツ、モカ、ドライアプリコット、タルトタタンなどの複雑な香りが広がり、長い余韻を残す。最高峰のノンアルコールドリンクとして最高の食卓を彩る、唯一無二の逸品だ。
価格:1万8144円(税込)<750ml> ※2024年6月下旬発売予定
商品に関する問い合わせ:アオセフランス㈱ TEL.0798-61-2231